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つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

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ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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刈払機修理顛末

 先日知人が別荘の植木を移動したいということで訪問しました。
その時別件で「古い刈払い機のエンジンがどうしても掛からないので、新しいのを買おうと思っている。」との事でしたので、現物を見せてもらいました。
”ここ数年使った事が無い”との事でした。

 多分燃料系統が原因と思われたので、新しい燃料を入れてエンジンを掛けてみました。
チョークを引き、アクセルを目一杯ひいて、スターターロープを10数回引いてもエンジンは掛かりません。(まったく掛かりそうな気配もありません)
燃料系を色々見て行った所、”燃料ポンプ(プライマリーポンプ)”が割れていました。
ポンプのプラスチックカバー(ドーム状のトップ)が劣化で破損していました。
これは多分今回ガソリンを入れてポンプを押した時に私が割ったと思います。
そのくらいの年代物で、ポンプのプラスチックが劣化で脆くなっていたのだと思います。


マキタ刈払機修理 (1)
<修理を行う刈払い機>

マキタ刈払機修理 (2)
<割れた燃料ポンプ>


 部品交換の必要があり、又年代物のようなので更なる詳細確認の為一旦持ち帰って分解してみました。(”ダメ元”で)
その結果、エアーフィルターも劣化でボロボロになっていた為、取りあえずこれも部品交換することにしました。

マキタ刈払機修理 (3)
<燃料ポンプ廻り>

マキタ刈払機修理 (5)
<エアーフィルター廻り>


 ホームセンターを廻って部品探しをしたところ、エアーフィルターは見つかりましたが、燃料ポンプ(プライマリーポンプ)はメーカーサポートは終了して廃番となっていて入手不可能だそうです。
ところが帰ってからNETで探したら沢山ありました。
どれも中国製で、注文すると中国から直送されるようです。
しかし外に選択肢が無いので発注しました。

 NET注文していた”プライマリーポンプ”が届きました。(注文から8日目でした・・・意外と速かった)

 これまでも中国からの直送品(郵送輸入)はかなりの回数経験していて、全て自宅の郵便受けに投函されていましたが、今回は違いました。
”書留”でした。
それも国内で書留にされた様です。
国際郵便は全て日本到着時、”X線検査”されていると聞いていますが、今回”オールプラスチック製品”なので、X線検査で正体が分からず”要注意郵便物”と判断されたのでしょうか・・・??

国際郵便20180522
<国際郵便: (左)表書、(右)裏書(小さく”書留”の表示)>


 さてこの刈払機修理の一件、知人宅で機械をざっと見た所、古い物でしたがほとんど使った事が無い、新品同様な機械だったので、簡単に修理出来ると安易に考えて、持ち帰って来たのですが、さにあらず結局ほぼオーバーホール並の修理となってしまいました。

その顛末です。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

1.プライマリーポンプ、エアーフィルター交換


マキタ刈払機修理 (7)

<プライマリーポンプ :(左)破損品、(右)中国からの直送品(5個で¥980・・・送料込み)>

 このポンプは単体でカバーに固定されていて、そこに燃料パイプを接続するのですがこれが結構大変でした。(最近の機械はキャブ本体に直接固定されていて、この手のタイプはありません)
色々やってみましたが最終的に”キャブ”を外し、ポンプに燃料パイプを接続し、その後キャブを取り付けという工程となりました。
お蔭様でキャブ廻りの構造が良く分かりました。
ようやく2部品を交換できたので、ガソリンを注入し始動を試みました。

結果は、・・・見事動きました・・・ が直ぐにストップ??


2.キャブ修理

 故障原因は多分燃料を入れたまま、保管していて、キャブの詰まりが起こっているのだと判断しました。
そこでエアーフィルターカバーを外して、キャブの空気取り入れ口から、『キャブレター・クリーナー』を直接噴射。
キャブの問題なら、これでほぼ問題解決のハズでした・・・・

M刈払い機修理 (3)
<キャブレタークリナー: ”ムースタイプ”です>

 この噴射を2、3回行い、そのまま1時間放置後、再度始動にトライ。
ところが全く改善が見られません。
時々エンジンは掛かるのですが、1~2秒でストップしてしまいます。(多分キャブレタークリーナーが燃えているだけ)

3.燃料フィルター

 これは燃料供給ラインが原因だと考えて、色々確認した結果、たどり着いたのが『燃料フィルターの目詰まり』。
フィルター全周にアスファルト状のベットリした付着物がありました・・・これでは燃料が流れるハズはない!

M刈払い機修理 (2)
<タンクから取り出した燃料フィルター: 黒くなているのが付着物>


 取りあえず先程の”キャブレター・クリーナー”を吹き付けて1時間放置しましたが、全く溶ける気配がありません。
この付着量からして、機械にガソリンを入れたまま長期間放置する事を長年繰り返した結果、積もり積もった付着だと思います。(とても数年の放置とは思われません)
最後の手段、フィルターを外して再再度始動させてみましたが、しかし瞬間的にも全くエンジンが掛かりません。
ただ排気管からはガソリン臭がしてきましたので、今回ガソリンは多少エンジンまで供給できるようになったようです。


4.燃料系統の部品交換
 
 更に原因を突き詰めていった結果、最終的に燃料フィルターとそこに繋がっている燃料パイプも詰まっていることが分かりました。
おまけに燃料パイプも劣化して所々潰れて癒着しています。
そこで全て交換することにしました。

燃料系交換部品
<燃料フィルター、燃料パイプ、プライマリーポンプキャップ: 中国からで¥320(送料込み)>


 交換部品は又NET購入で中国からの直送です。
今回到着まで2週間掛かりました。


5.緊急離脱ピン修理

 刈払い機の”肩掛けベルト”には”緊急離脱ピン”なる機構が付いています。
これはもしもの場合に、刈払い機本体をベルトから切り離す為の装置です。(私はこれまで一度も使った事はありません)
多分斜面の草刈等で誤って転げ落ちた時に、回転しているブレードに巻き込まれない為に使う安全装置だと思います。
しかし咄嗟の時に本当に操作することが出来るのか、又機能するのか非常に疑問に感じている部品でもあります。

 今回修理の為持って来た時、この安全装置のベルト(赤いベルト)を引っ張ったら簡単に切れてしまいました。(粉々です)
又心配になって私が普段使っている古い刈払い機のベルトも試しに引っ張ったらこちらも簡単に切れてしまいました。
安全装置なので、このベルトは簡単に切れる様に経年変化でも粉々になる特殊な素材(?)で出来ている様です。

 NETで交換部品を捜しましたが、肩掛けベルト一式での販売はありましたが、この部品だけでの販売はありません。
この安全装置は無くても本体直結で使用出来るのですが、それでも”もしも”の時の為、2台共修理しました。

離脱ピン
<離脱ピン修理: (上)修理前、(下)修理後 ・・・ 使ったベルトは百均の”荷造りバンド”>


 以上部品交換した結果、無事始動しました。(但し古い機械なので始動は今の機械の様に簡単には始動出来ません)
試しに畑に持って行って土手の草刈を小1時間程行ってみましたが、エンジンも快調で、振動も少なく、中々優秀な機械だと思います。
これで新しい機械を買わなくても良いと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 さて今回の修理、初めてのエンジン廻りの分解組み立てを何回か行いました。
お蔭で2サイクルエンジンの仕組み、構造、構成部品が良く分かり、非常に勉強になりました。(大収穫です)
ただ燃料系統の部品交換を行っても、それでも動かなければ最後にキャブを分解して”ダイヤフラムの交換”を覚悟していましたが、今回はそこまで行かずに解決出来ました。(・・・ここが多いに心残り!!)

今回の修理部品は2度に渡っての中国直送購入だったので、修理待ちの期間が3週間ほど掛かりましたが修理部品代は¥500弱。(手配部品の総額は¥1,300でしたが、今後2回程同じ修理が可能なだけ補修部品が残りました・・・中国製部品は安い!・・・信頼性は??)


 さて今回の故障原因は、『作業終了後の燃料の抜き取り忘れ』。

 多分作業後燃料タンクに燃料が入った状態で長期間放置を繰り返していたのが原因です。
使うのが混合ガソリンなので、ガソリンは蒸発して無くなっても中のオイルが残って固化して詰まり、エンジンに燃料が供給できなかったのです。

 前にひと騒ぎしたトラクター(こちらは4サイクルエンジン)のエンジントラブルも同じような原因でした。
これらの件からもエンジン式の農業機械を使った後は、早目に燃料を抜いておくのが一番の対策だと痛感しました。


2018.08.01
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