つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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床の間の梁落下

 今回は”お恥ずかしながら”という話です。
 
 先月奥さんの実家の床の間の上の梁が知らない間に落ちていてビックリしました。・・・古家なんです
落下するところをを見た人はいませんので、どの様な状態で落下したのかわかりませんが、意外にも下の床の間や畳には何も傷がありませんでした。
ただ横の障子の桟が2箇所壊れていました。・・・被害最小?
原因は不明ですが、先月末長野県南部で発生した震度5の地震の少し前でしたから、地震が原因ではありません。

a-梁落下箇所
<落ちた床の間の梁: 材質は”槐(えんじゅ)”で結構の重量物です>

床の間構造2
<床の間構造・名称: 落下したのは『落し掛け』です>


 築80年の古家なので、確かに家中に狂いが出て来ているのは確かです。
これまでも障子や、ガラス戸が動かなくなって、削って修理したことが何回かありました。
多分基礎部分や柱や梁など構造物が変形して来ているのだと思います。
今回の床の間の梁の落下も一連の変形の影響だと思います。

 それにしても梁が簡単に落ちてしまったことに納得がいきませんでした。
そこで構造から確認しました。

a-深いホゾ  a-浅いホゾ

<梁の両側の差し込み構造>

 その結果この梁は、両側の柱を建ててから後で差し込んだ梁であることが分かりました。(化粧梁です)

 こういった構造を大工用語でき”仕口(仕立て)”と呼ぶそうで、その中でこの技法の名称は
『矩折り(かねおり)目違い大入れやり返し、隠し釘打ち』 
だそうです。(長いですが、これが正式名称のようです)
この梁は片方が深いホゾとなっていて、深いホゾ穴にに差し込んで全長を柱間に入れて、反対側の柱の浅いホゾに梁を少し戻して差し込み、次に最初の深いホゾ穴の方の梁の裏から木片(クサビ)を打ち込んで、梁を動かないようにしてからクサビを釘で固定する構造です。
この工法は、後々外す事を前提に作られているそうで、後で不具合があった時簡単に交換できるように考えて作られているそうです。
ですから、今回の様な事が将来あっても、直ぐに手直しが出来るように最初から良く考えて作られている訳です。(”想定内”ということです)
現在では在来工法と言っても、こんな面倒な構造は採用されておらず、簡単にビスと接着剤で固定されているだけだそうです。

床の間修理 (1)
<修理中>


床の間修理 (2)
<花梨製梁受け材>


床の間修理 (3)
<修理完成した”落し掛け”>



 元々交換できるように出来ている構造なので、修理は至極簡単に出来ました。
ただこんな場合長い梁を新規に造って入れ込むのが本来の修理方法だと思いますが、今回は材料も無いので落ちた梁をそのまま戻したので少し苦労しました。
柱の間隔が広くなったのか、それとも梁が収縮して短くなったか分かりませんが、いずれにしろホゾの左右の喰いつきが小さくこのままでは外れ易いのは確かなので、柱の下に木製(花梨)の”梁受け”を作って柱と梁の両方をビス止めしてあります。
似たような色の材なので一見しただけでは気が付きません。(自画自賛!?)
これで地震等で家が多少揺れても再び落下する事は無いと思います。(・・・多分?)


2017.07.10
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