つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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高電圧発生器

 先々月末、塩尻市の友人から、”高電圧発生器”なるものの相談を受けました。

 彼は本業以外にも多様な生産事業を行っている様で、そのひとつに”シイタケ栽培”があるそうです。
シイタケ栽培には色々の方法があるようですが、彼の場合は薪にならない枝を活用する”原木栽培”です。
”ホダ木”にシイタケの菌糸を植え付けたダボを埋め込む昔からのやり方です。

 昔からの原木栽培といっても今では収量増の為色々な工夫がされているようです。
そのひとつに”ショック栽培”という物があって、①水に漬ける、②ホダ木を鎚で叩いて機械的にショックを加える等、菌の発芽を促進する方法で、何にもしないよりははるかに増産になるとの事です。
しかし”叩き法”は確実性に乏しく、又ホダ木の寿命を縮めるという欠点があるそうです。


 そこで最近は、”電気ショック法”というのがあって、ホダ木に高電圧を掛けることで増産出来るのだそうです。
NETで検索すると、昔から雷が落ちた山にはキノコが沢山生えるとかで、電気ショック栽培で2~3倍の増産が出来たとの事例もありました。
又ヨーロッパでは雷が落ちた森では”トリュフ”が大発生するという事も昔から良く知られているそうです。


 依頼内容は、これまで”叩き法”を行っていたがホダ木をかなり痛めるので、”電気ショック法”にしたいが、これに使う電源を考えてくれないか?という内容でした。
NETで検索するとこの目的で企業や学校で多くの研究がされているようでした。
中には市販の”スタンガン”を使って試験を行い、増産出来たとする高校の部活動の論文もありました。
専用機も既に販売されていて、使用電圧は10万V前後、価格は数十万円もしていますから、きっと有効な方法なのだと思います。(?)
しかしこれは余程の規模の生産農家でないと、おいそれと手が出せない金額です。


 学術論文も沢山出ていましたが、効果があるとされる電圧は、5~10万Vのようです。
しかし中には1万Vでも効果ありとするものもありました。(何もしないより良い・・・?)
そこで取りあえず電柵電源として使っている”ガスレンジ・イグナイター”を使った電源を提供することにしました。
先日ガス会社の検査員の方から頂いた例の”イグナイター”です。
これを自動車用鉛蓄電池を電源として、ICで降圧して接続しました。
制御回路の無い”電柵電源”とほぼ同じ構造です。
これでも放電ギャップが10mmほど取れたので、恐らく”1万V”近くの電圧が出ているのではないかと思います。


高電圧発生器
<高電圧発生器: 見た目”スタンガン”です>



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<放電動画>



 ひとまずこんな間に合わせの装置を使って、ホダ木への電圧印加有無での比較試験を行って様子を見てもらう事にしました。
シイタケは春と秋の年2回の収穫時期があるそうで、今度の春の収穫時期に合わせて試験を行ってみるそうです。


 それにしても農業でも面白い事を考える人が居るものですね!
今回の装置の効果のほどは余り期待していませんが、もし少しでも効果があればラッキーといったところです。
増産出来た暁には、お裾分けにも期待しています。

そんな訳で、春が待ち遠しいです!!

2017.03.01
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Comment

シイタケが2度採れる事を始めて知りました

おばんです。始めてコメント出しました。おやじと息子の農業日記さんにはコメントを出しています。これから宜しくお願い致します。何にも考えず野菜作りをしています。シイタケのほだぎに菌糸駒を打ちこんでいますがそんなに収穫が上がらないのを嫁さんは見ていてもう止めたらと言われています。高圧をかけるとシイタケが出来るんですね。会社に居た時一時(4年半)動力係に居ました。ここは会社に有る電源装置の計測や使用している電力量、ガス使用量、上水の使用料などのチェックをしていました。ある意味見張り番です。一番怖かった仕事が高圧受電盤内に入って低圧の電源を測る事でした。へんな話をしてすいません。また訪問します。

No title

畑大好き爺さん こんばんは
コメントありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。

 シイタケの高電圧栽培、私もこんな栽培法があるのを今回初めて知りました。
今は興味津々で朗報を待っているところです。・・・さてどうなりますか?

 ところで今回の電源は1万V近くの出力がありますが、電流は極小さいので人間が触っても死ぬようなことはないので、私の様など素人でも手が出せました。
昔三相200vの機械で感電したことがあって、感電の怖さは多少分かっているつもりなので商用電源を使う時には注意しています。

No title

春、桜の咲くころ、風倒木や工事で切り倒した木にでる天然のシイタケを採りました。
ホダ木栽培は春秋でますが、この間の休眠期にホダ木を動かすとショックでキノコがでてしますが、小さいクズです。
キノコはホダ木を食べ尽すまで出るので、同じ体積のホダ木から出るキノコの量は一定だと思います。電気ショックを与えて一時にたくさん出せば、ホダ木の回転が早くなるので投資回収効率があがると思います。(ホダ木の利用年数が短くなる)
小父がシイタケの原木栽培をしていて手伝ったことがありますが、シーズン前にホダ木を水に漬け、ハウスに並べるのは重労働でした。ホダ木はキノコを出すと軽くなってゆき、キノコは小さくなりトボッていきます。コマを打ってから3年目くらいからよくでます。太い木の方が大きくて長くでますが重い。
鍋物シーズンに合わせて出しますが、暖冬だと鍋需要が遅くれるのにキノコが出てしまい相場が下がってしまいます。生産管理ができればすばらしいですね。

No title

 『油注し』さん、こんにちは
油注しさんは経験豊富で何時も感心してしまいます

 シイタケの電気ショック栽培に関する論文を読むと、電圧付加の1週間後から一斉に発芽すると書いたものがありました
上手くすると生産管理に使える可能性はあります
ただこの装置が機能すればの話ですが、楽しみです
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