つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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テーブル修理

 ”テーブル”修理の依頼を貰いました。
応接セットにでも付いていたテーブルでしょうか、折り畳み式の”ローテーブル”です。
和室でも洋室でも合いそうな洒落たデザインです。

 10年程前に購入した様ですが、次第に足がガタガタとなり今では怖くて使えなくなったそうです。
安物なので捨ても良いと思ったそうですが、重くて(10kgもあります)処分するのも大変で、デザインは気に入っているので出来れば修理して使いたいとの依頼です。


テーブル修理 (7)
<修理前ローテーブル>


 折り畳みの脚は4本共グラグラしていて、手で強く引っ張ったところ簡単に抜けました。
脚は細い”ダボ”2本で横木と接着固定されていて、しかも接着剤の形跡がほとんどありません。
そもそもテーブルの脚で、それも折り畳み式の”片持ち脚”をダボ2本で接合固定する構造そのものに呆れてしまいました。(立派な欠陥家具です)

テーブル修理 (1)
<脚構造>

 流石中国製 !
元々の設計図では強度のある”ホゾ構造”だったのかもしれませんが、”ダボ構造”でも接着してしまえば外観上は全く同じに見えますから手抜き作業であっても分かりません。(マンションの杭打ちと同じですね)
たぶん受け入れ検査もズサンだったに違いありません。(こちらも大手ゼネコンと同じですね)
中国製品には良くある事です。(ちょっとの手間で長く使える物が出来るのですが、中国製はそこがダメですね・・・日本製でも杭打ちと同じで安心できませんが)

 おまけにこの折り畳み金具の使い方に疑問を感じました。
脚を直接金具で固定したほ方が強度的に安定すると良いと思いますが、わざわざ”横木”を固定するようになっています。
その為に脚の天板と接触する部分は微妙な角度が付けられて複雑な加工が必要となっていました。
理解に苦しみます。・・・??


 さてこの手の修理ではやることは単純で基本通りやるだけなので、早速取り掛かりました。
”ホゾ構造”にしました。
脚はそのまま生かしてホゾ穴を追加工し、新規に横木を作って嵌め込みます。


テーブル修理 (2)
<治具製作: 先ずホゾ穴加工部を水平とする為、端材で脚の曲線に合わせた固定治具(受け台)を作ります>


テーブル修理 (3)
<脚の追加工: ボール盤に”角ノミアタッチメント”を取り付けてホゾ穴加工>


テーブル修理 (4)
<横木ホゾ加工: テーブルソー+テノン治具使用>

テーブル修理 (5)
<新規横木: テーブルソー用治具使用(地獄ホゾです)>


 こんな時は手加工のスキルがないので、何時も機械加工です。
ホゾ穴はボール盤に取り付けた”角ノミアタッチメント”で掘り、手ノミで仕上げました。
横木は端材をビスケットジョイントで接合、ホゾはテーブルソーと”ホゾ加工治具(テノン治具)”を使いました。

 脚の組み立ては更なる信頼性向上の為、接着補強しました。
この構造なら軽く100年は使えると思います。(?脚だけは)

テーブル修理 (6)
<脚修理完了: 見た目修理前と同じです>


 ただこのテーブルの”折り畳み金具”は最悪で、精度が悪く大きなガタがあります。
折角強度のある脚を作ったのですが、この金具のお蔭でガタガタです。(購入当初からガタがあったそうです。通販で買ったので確認できなかったとの事・・・結局騙された様な物ですね)
この金具ではどうしようもありません。
設置してから脚を両側に押し開くようにして使うのがコツです。(ガタ詰めです・・・これで何とか使えます)
依頼者にも使用方法(コツ)を説明しました。

 「使ってみた結果で脚の折り畳みが出来なくても良ければ、確り固定する方法もありますから言ってください。」という事にしました。


2015.10.31
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