つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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シークワーサー&ポポー

 今年のこれまでの最低気温はー5.5℃で、11月としてはかなりの寒さのようです。
この為植木鉢の果樹をどうするか悩んでいます。

 昨年は珍しい果物を頂いたり、買って食べたりして、その実を取ってありました。
今年それを土に蒔いておいたのが発芽しました。
 ”シークワーサー”と”ポポー”です。


シークワーサーは今年の沖縄旅行で、沖縄料理に使ってあったり、調味料として買ってきたりして馴染になりました。
ポポーは先日も産直で沢山見かけたので購入して食べて、改めて魅力的な独特の味を楽しみました。

 今年その実生の木が発芽して順調に大きくなりました。


シークワーサー&ポポー
<実生のシークワーサーとポポー>


 これらは軒下にあって、ほとんど管理らしい管理はしてこなかったのですが、確り生育しています。
しかし気温が下がってきたので既に家の中に取り込みました。
シークワーサーは耐寒性は無い様なのでこれから冬場はズット家の中で管理することになります。
ポポーの方は成長すれば耐寒性は強い様ですが、それでも現在はまだ10cmくらいしかない幼木なのでそれほど耐寒性は期待できないと考えて同じく冬場は家の中にしました。

 しかしこれまでは管理しなくても適当に雨や日差しがあって、自然に任せて置いても問題なかったのですが、家の中に取り込むとずぼらな性格なので管理不十分で、水切れの心配が大いにあります。
出来るだけ目につきやすい処に置いて管理したいと思います。


2016.11.29
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2年味噌

 ここで”手作り味噌”の様子を見てみました。
2年前に仕込んだ味噌です。



二年味噌2016 (1)
< まったくカビはありません>

二年味噌2016 (2)
<完成した”手作り味噌”>


 我が家ではほぼ2年置きに、2年分の味噌を仕込んでいます。
これまで使っていた味噌が無くなりそうとの事で、仕込んで熟成してあった味噌の様子見です。
この味噌は2015年1月末に仕込みましたので、正確には1年10カ月熟成させたものです。

 途中1年目で一度天地返ししましたが、それ以降は全く手を加えていません。(もう少し天地返ししたほうが良いとは思いましたが)
今回蓋を取ってみたところ、見事に全くカビの発生はありません。
”クマザサ”のお蔭です。

 このカビ防止目的で使っている”クマザサマット”は前回の仕込みから使っていた物なので、ここで3年以上経過していますが確り機能しています。
今後もこの味噌が無くなるまで、そのまま使い続ける予定です。(そうすると、トータル5年間の使用となります)
これまでの経験からそれでもカビ防止効果は全く衰えないと思います。・・・時に交換しますがそれは、効果が無くなったからではなく、色が悪くなった為です。
毎回の事ですが、改めてこの”クマザサパワー”には本当に驚きです。(・・・感謝、感謝です!!)


 早速少し舐めてみましたが、上々の出来の様です。
今回の仕込みで20kg弱の味噌が完成しました。
クマザサのお蔭でカビが無く、捨てる味噌が全く無いので、これで2年以上十分に”手前味噌”を楽しむことが出来ると思います。


2016.11.27
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畑仕舞い

 昨日の初雪には驚きました。
初雪とはいえ、積雪約18cm、一気に冬の到来です。
 前夜から天気予報では盛んに降雪予報をしていましたが、天気図を見る限り雪が降る様には見えません。
ところが天気予報通りの降雪です。(少し油断していました)
多分高層気象等、普通の天気図以外にも判断すべき情報が沢山必要なのだと思います。(経験値?)
素人天気予報の限界を感じました。 

初雪1124
<初雪>


 それでも夜に急遽奥さんの車のタイヤをスタッドレスに履き替えました。
お蔭で朝何時も通り出勤していきました・・・良かった良かった!!

 さて畑もいよいよ段々農作業の店仕舞に入っています。

■ 残っていたヤーコン芋の収穫をしました

 今年はヤーコンの作付量を昨年の半分にしました。
理由は昨年収穫したものの、その半分程を食べ切れないまま春まで保存していた間に腐らせてしまった為です。
おまけに今年は天候不順の影響もあって収穫量は昨年の半分以下となりました。
しかも何れも小さいサイズで例年ある巨大なヤーコン芋がありません。(逆に加工しやすい大きさだとも言えます)

 しかしヤーコン茶の製造量は昨年とほぼ同じ量になりました。
これは昨年作った”押し切り”の活用が上手くいって、効率良く加工・乾燥出来た結果です。



■ オヤマボクチの花の刈り取りをしました

 畑で栽培していた”オヤマボクチ”を来年から、栗林跡地で栽培する為種の乾燥をしています。
これまでの栽培結果から、オヤマボクチは成長しても2~3年で枯れてしまうので、都度株の更新が必要であることが分かりました。
そこで畑で栽培するより、本来の生育環境である山の方が良いのではないかと考えて、栗林跡地(元は山)で栽培することに方針変更しました。
 又今年近くの国有林で沢山のオヤマボクチがあるのを見つけ、あえて栽培しなくても入手可能であることが分かったのも一因です。(栽培する価値が無くなった?・・・畑が勿体無い)
 さてこのオヤマボクチの種は冬の寒さに当てないと発芽しない様なので、採種して冬の寒さに当てて発芽を促すことにしています。
来春に採取出来た種を栗林跡地の斜面に蒔く予定です。


オヤマボクチ乾燥
<オヤマボクチの花をこのまま春まで乾燥します>


■ ダイコン収穫

 先日の猿被害を免れたダイコンを収穫しました。
今朝の最低気温は一気に下がって、自宅でも-5.5℃でした。
畑では多分-7℃位にはなったと思います。
お蔭で土から立ち上がっていた部分は凍っていて、少し透き通ったようになっていました。
猿被害に遭った時、残りのダイコンも収穫しておいたら凍結被害に遭わなかったと思いますが後の祭りでした。(・・・残念)

■ 里芋収穫

 里芋は先日の大霜で木が枯れたので、茎を切り取って芋には土を被せてありました。
ここで雪があり氷点下になってきたので、残りを収穫しました。

里芋掘り出し
<里芋を雪の中から掘り出し>


 結構の寒さでしたが、土を深く掛けて置いたので土はまだ凍っておらず、里芋も無事でした。
昨年の失敗の経験から、今年は里芋の栽培方法を基礎から学習したので、植えたのは同じような本数でしたが昨年の倍位の量を収穫することができました。


2016.11.25
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登山・レスキュー用具

 先日の山岳会の登山で久し振りに”ザイル(レスキュー用具)”を使った件の投稿をしました。
お蔭で全員無事に下山ができました。
そこで、この時使った”レスキュー用具”を今後の山岳会の登山ではパーティ全員が『個人装備』として携行してもらいたいと思って検討していました。



レスキュー用具 (1)
<レスキュー用具: (左)カラビナ&ロープスリング、(右)ザイル(細引き)10m>


 実はその時、レスキュー用具をザックから取り出したのですが、これはこれまでも山行には必ず携行していた物ですが、使わないままビニール袋に入って何年もザックの底にありました。(こういった物は、”保険”みたいなものです)
その為取り出すと確り絡まっていて、解くのに苦労しました。
岩場の急斜面でその作業にもたついて、少し時間が掛かってしまいました。
もっとスマートに(短時間に)出来ないかと思って帰って来てから検討していました。

 その結果以下2方法が良さそうだと分かりました。

(1)海老巻(海老結び)方式

 ・これは”岡っ引き”や”鳶(とび)”、”火消し”が昔から使っていたという、日本古来の伝統的方法だそうです。(鼠小僧も?)


 レスキュー用具 (2)
 <海老巻: 形状がエビに似ているのでこの名前が付いたようです>


 ・詳しい方法はWEB検索で、”海老巻ロープ”や”海老結び”をキーワードに検索すると、HPに丁寧に図解したものや、動画が沢山ありますからそちらで見てください。
・この方法でやると形が確り纏まっていて、これから何年でもザックの底に入れて置いても問題なさそうです。
・ただ欠点は、解いた後結構な”撚り(ねじれ)”があり、キンクを起こし易いので解いた後多少修正(しごき)が必要です。


(2)スタッフバック(ロープバッグ)方式


・この方法はクライミング用ザイル収納の基本の様です。
・ザイルを一旦綺麗に伸ばすか、軽く巻いて置いて、そのザイルの片方の端末を専用の袋(スタッフバック)の底からランダムに(無造作に)積み上げる様に押し込んでいって最後の端面を袋の口から出しておく。(綺麗に入れると絡む)
・使用時は、袋の口から出ている端面を持って引っ張り出すと、絡まずに引き出せる。(端面を”エイトノット”にしておくと良い)

・この方法はザイルの長さに合った袋を準備するだけで、収納には技術をまったく必要としないので、誰でも直ぐに使えるのが良いと思います。(”ロープバッグ”と言う専用の袋も販売されているようです)
・又引き出したザイルは一本になっているので、キンクも無くそのまま即使用可能なので便利だと思います。


レスキュー用具 (3)
<ロープバックに収納: バッグは百均で購入した”ペットボトル保冷袋”>


 以上の結果から今後は”スタックバック”方法を正式採用したいと思います。

 ただ”海老巻方式”は見た目の綺麗さ(機能美)で捨て難い魅力があります。(流石日本の職人芸!!)
という事で、一般の人には誰でも使える”スタッフバック方式”を薦めることにして、自分は”海老巻”を使ってみようかな?

2016.11.23
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ダイコンの猿被害

 ここで”ダイコン”が猿の被害に遭いました。

ダイコンの被害 (1)
<猿被害のダイコン: どうせ食べるなら1本づつ完食してくれよ!>


 昨日久し振りに畑に行ったところ、大根が猿被害に遭っていました。
どうも2~3日前の被害の様です。(・・・ちょうど北陸旅行中?)
現在畑には”ダイコン(生食用)”、”ネギ”、”野沢菜”、”ニンジン”を栽培していますが、その内今回ダイコンだけが被害に遭いました。
出来の良いダイコンだけが被害にあっています。(涙)


 原因は”電柵電源”の不具合。
出力が極端に低下(1000V以下)していたので、猿の浸入を許したのだと思います。
2週間前に”漬けダイコン”を収穫して既に”ダイコン漬け”を3種類ほど作りました。
その漬けダイコン収穫時には電柵電源に異状はありませんでしたので、漬けダイコンは全て収穫することが出来ました。
この電源は市販品を2年目に購入したもので、以来24時間・365日稼働していますので、装置そのものの寿命の可能性はあります。


イブリガッコ2016 (1) <石釜スモーカーでダイコンを3日間スモーク> 

イブリガッコ2016 (2) <今年も漬けダイコンは”イブリガッコ”も仕込みました>


 今年は2箇所の電柵畑を使って野菜の栽培をしました。
今回被害を受けた畑は、2年前に最初に購入した市販品の電源を使っています。
今年新設したもう1箇所の畑は現在”自作電柵電源”を使っています。
そこで今回被害のあった畑の電源を、直ちに”自作電源”と交換しました。
新設の畑は、現在玉葱だけで最近苗を植えたばかりなので当面猿被害は無いと思いますので・・・多分??


ダイコンの被害 (2)
<安全の為、前に使っていた”猿対策ガードフェンス”の再登場です>



 暫定で作った、ガスコンロ・イグナイターの”自作電柵電源”の方が耐久性が高く、今年で3年目ですがまだまだ現役バリバリ(ビリビリ?)です。
購入品の方が耐久性が低い(2年弱)結果となり、これには少しガッカリです。


2016.11.21
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北陸旅行

 北陸に行ってきました。
目的の優先順位は、①海の幸を堪能する、②金沢21世紀美術館を見る、③兼六園の紅葉見物、です。

 金沢の21世紀美術館が出来て、その建物と展示方法が非常に斬新であることがTV等で報道されていたので、興味がありました。
奥さんも2~3年前から是非一度見てみたいと言っていましたが中々実現できないまま過ぎてしまっていました。
ところが急に思いたって行くことになりました。
それは「美味しい魚が食べたい!」、「カニが食べたい!!」
・・・で、行ってきました。


 11月17日の朝に出発したのですが、天気予報では午前は小雨、午後から曇り後晴れとなっていました。(2日前までは曇時々晴れだったのに。残念)
ところが北陸道に入る頃からずっと大雨、午後も引き続き雨でした。

 ところが21世紀美術館のお目当ての『プール』に入れません。
室内(プールの中/有料)には入れるのですが、屋外(プールの上/無料)に入れてもらえないのです。
こちらは中庭の様になっている屋外で雨が降っていると閉鎖なんだそうです。
プール内部は有料ゾーンですが、今回この時期の展示企画はガッカリ(?)で、プール以外見る物がありません・・・??
我が奥さんもこれを見る為に来たようなものなので、やむを得ず雨が止むまで美術館の内部、外部をグルグルと廻って時間調整。

 ・・・と雨が止んだ瞬間があって、やっと・ヤット入れてもらえました。

a-プール
<プールの画像: 水がテーマなのに、何故雨だと見られないの?>


 その後は隣の兼六園で紅葉見物。
海外からの観光客の多い事・・・石橋の上で一人づつ写真撮影する為有名な石灯籠を見るのも大変です。
又着物を着た人が居て、スマホの砲列に取り囲まれていました。(・・・美人なら良かったのに?)

a-紅葉 兼六園
<兼六園の紅葉>


 金沢から能登に向かう途中でようやく晴れ間が現れて、海に沈む夕日を見る事が出来ました。


a-夕日
<渚ドライブウェーイからの夕日>


 金沢から宿までは途中で夕日を見たりした為2時間掛かってしまい、ようやく夕食に間に合いました。
夕食は魚尽くし、網元が経営している宿だけのことはあり、”松葉蟹”、”車海老”、”黒鯛”、”鰆”、・・・信州人なので魚の事はよくわかりませんが全て美味しい!!
料理は種類も量も多く、酒を飲むと食べきれないとの事(これは事実)で、飲むのはほどほどにして一心不乱に食べ尽くしました。

 この宿は元々が網元なので、前夜にお土産用の魚を注文しておくと朝のチェックアウトまでに当日朝に獲った鮮魚を用意してくれるサービスがありました。
その為”クーラーボックス”を持って行ったのですが、夕食で魚を食べ過ぎて、暫く魚は要らないという事になって止めました。


<・・・食べるのに夢中で、料理の写真はありません>


 急遽決まった旅で、行きはほとんど高速道路使用で465km(¥7500)、帰りはこれに懲りてほとんど高速を使わず320km(それでも¥2220)。
行きは新潟県廻りの雨の高速のこともあり結構の疲労感がありましたが、帰りは飛騨~木曽廻りで多少時間は掛かったものの、紅葉の山の中をひたすら走る疲労感の少ないドライブでした。
狭い山道を走る方が私には合っている様です。


2016.11.19
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生芋コンニャク

 先日ようやくコンニャクの収穫をしました。
最近は晴れの日が多いのですが、コンニャクの畝は結構水分が多くベトベトなので、これまで収穫を延ばして来ましたが、朝の最低気温が氷点下(-0.8℃)を記録したので、まずは収穫することにしました。
しかし水分が非常に多く畑だったのでコンニャク芋の廻りにべっとり泥が付いていて、天日干しをして泥を落としています。


コンニャク芋2016
<収穫したコンニャ芋の天日乾燥>


 泥を落としたら、芋の周囲に細かいひび割れ状に皮が硬くなっている処がある芋が沢山ありました。
これは多分病気だと思います。
今年の天候不順の影響ではないかと思います。


 帰りに”湧水”を汲んで来たので、早速生芋でコンニャク作りをしました。
昨年作り方を考えた”玉コンニャク”も作ってみました。


生芋コンニャク2016 (1)
<玉コンニャク: 容器は製氷皿です>


生芋コンニャク2016 (2)
<生芋コンニャク完成: 早速”刺身コンニャク”をいただきました >



 コンニャク製法は昨年確立した”浸漬法”です。
この方法だとまず失敗はありませんし、食味も安定しています。
今年の芋の出来は、良好とは言えませんでしたが、味は変わりなく美味しいコンニャクが出来ました。


2016.11.17
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最近苦労した修理(その2・ディスクグラインダー)

 最近で一番苦労した工作機械の電気の修理です。

 自分で”習い加工”が出来る様に改造を行って、レンガやブロック、鉄板などの切断専用に使っているディスクグラインダーがあります。
これを最近使っていた時、突然動かなくなってしまいました。
動かなくなった直後、電線をゆすったり、スイッチのON-OFFを繰り返したり、カーボンブラシをいじくったり色々やってみましたが、微動だにしませんでした。

 そこで本体を分解してみました。
これまでレンガやコンクリート、鉄板等重切断作業専門で使ってきたので、内部は確り粉塵が詰まっていました。
分解掃除後電気系統を一通り確認しましたが、特に不良個所は無く、分解したままの状態で通電すると動きました。


プラグ内断線 (1)
<分解: これまでも電源コードは修理している様です>
 

 そこでそれを組み立てた所問題なく動いて、暫く作業が出来ました。
多分粉塵の影響でスイッチの接点不良があったのだろうと考えていました。

 ところが後日また動かなくなりました。
今度は分解しても全く動きません。
今回も前と同じく機械内部には特に不具合がありません。
しかし今度は電源ラインの入力がありません・・・どこかで断線している。

 これはこれまでも工作機械で発生していた電源コードの内部断線しか考えられないので、テスターを繋いでコードを折り曲げたり引っ張ったり押したり徹底的にやりましたが分かりません。

 そこで色々格闘した結果、最後に検査出来ずに残っていた”電源プラグのモールド内部”が一番怪しいという結論になりました。

プラグ内断線 (2)
<電源プラグ内断線: 線が簡単に抜けました>


プラグ内断線 (3)
<プラグ内部構造: 差し込み式でハンダ付け無し>


 電源プラグの根元でコードを切断して、電線の被覆を10mmづつ抜きながら確認作業を行った結果、写真の状態まで被覆を剥いだところで電線がスッポリ抜けました。
抜けた電線は先端がスパークで焦げたような焼き色があります。
プラグの差し込み金具と電線の接続部に何か異常があった様です。

 プラグは樹脂で一体成型されているので、ベルトサンダーで樹脂を削って内部確認しました。
その結果端子と電線は差し込み式となっていて、ハンダ付けはされていません。(カシメ併用だと思われます)
コードが強い力で引っ張られると線が端子から抜けてしまう事はありそうです。(コンセントから抜く時はプラグを持って抜く必要があります・・・基本ではありますが?)

 今回不良解析に2日間掛かりました。
多分非常に希な不良原因ではないかと思います。


 この修理は廃家電から剥ぎ取った電源コードをハンダ付けで接続して終了。(ただ同じような構造のプラグです)
以降問題なく使用できるようになりました。
このディスクグラインダーは石窯を作った時に耐火レンガの切断用として購入し、それだけで壊れてもいいくらいの感覚で買った超安物でしたが、以降も壊れる事無く重宝に使い続けています。
完全に元は取った機械ですが、安物とは思えないほど頑丈に出来ていて気に入っていました。


 さてこれで私が持っている工作機械はどれも電源関係の修理を一通りしたような気がします。
使わない時にコードを巻き取っておく工作機械はどれも(日本製、外国製問わず)電源コードの故障が一番多い気がします。
この手の機械を使う為には、電気コード修理技術(ハンダ付けも)の習得が必須です。

2016.11.15
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明治・大正時代の治水工事

 今日は朝起きると外は濃霧でしたが、それが晴れると、快晴の素晴らしい天気となりました。

 こんな日は家に居てもつまらないので、奥さんと紅葉見物に行くことになりました。
行く先は”松本市の牛伏寺(ごふくじ)の上の水路”です。
ここで明治・大正時代の治水事業のそれはそれは素晴らしい遺構を見てきました。
オット訂正、遺構ではありません、作られたのは明治大正時代ですが、今でも現役です。


 ここは『牛伏川フランス式階段工(うしぶせがわ フランスしきかいだんこう)』で、国の重要文化財に指定されています。
ただ有名かと言うと・・・”否”です。
私も現役時代ここから少し離れたところに会社があり10年間も毎日通っていたのですが、現役時代には聞いた事がありませんでした。
その水路の脇にある”牛伏寺(ごふくじ)”は厄除け祈願の寺で非常に有名であったので、退職後一度行ってみたいと思っていて、NETで捜していてこの水路の事を知りました。


牛伏川治水事業 (1)

牛伏川治水事業 (2)
<牛伏川フランス式階段工: 一般の人はここだけ見て帰ってしまいます>


牛伏川治水事業 (9)
<通行止めの様に見えますが、ここから上が核心部です(車は通行止め)>


 今年夏の終わり頃初めて見に行ってきました。
その時は、単なる観光地のつもりだったので、足回りも服装も何の準備もなく行ってしまいましたが、ここは少なくても”トレッキング”程度、出来れば登山装備で行かないと楽しめない事がわかりました。
周囲は広葉樹が多かったので、秋の紅葉頃再訪したいと考えていて、今日昼頃思い立って行ってきました。


 紅葉見物には少し遅過ぎました。
それでも”牛伏川フランス式階段工”にはチラホラ人影がありました。
しかしそこから上部は人も居ず、道も狭く車も入れない登山道で、熊が出ないかと心配になりました。(熊除けの鈴を持ってくるのを忘れていました)

 まず本来の登山道のある沢(日影沢&地獄沢)とは反対側の沢(泥沢)に入ってみました。
暫く細い道を進むと、一人のお年寄りが倒木に腰掛けて、ノコギリの目立てをしていました。
その周囲の沢はそこまでの間見て来た沢の風景とは全く異にしていました。
石が敷き詰められた水路が、最近作られたように綺麗なのです。

牛伏川治水事業 (6)
<発掘前の水路: 土に埋もれていて石積は見えません>

牛伏川治水事業 (4)
<発掘された水路: 小さな沢筋にも石積の川底>


 その人と暫く話をしました。
その人は、昔作られた水路が土に埋もれて見えなくなっているのが忍びないと、一人で発掘作業をしているとの事でした。(週休2日で作業しているそうです)
機械を使わず、全て人力で行っているとの事で、水路1本の作業に1年からそれ以上掛かるとの事ですが、既に綺麗になった水路や、石垣が何本も見えていました。
掘り出された水路の石積は本当に最近作られた様に綺麗で感動物でした。
これは気が遠くなるような作業です。


牛伏川治水事業 (5)
<発掘された水路の石積>


牛伏川治水事業 (10) 牛伏川治水事業 (11)
<明治・大正の建設当時の記録写真: 全山石積されていますが現在その姿は見えません(機能はしているそうです)>



牛伏川治水事業 (8)
<現在の地獄谷>


 この水路は最下流の”フランス式階段工”だけに光が当たっていますが、核心部は上流の沢筋です。
この部分は現在ほとんどすべてが土に覆われていて建設当時の状況は全く見る事が出来ません。
しかしこのご老人の発掘した水路を見ると本当に感動です。

 建設当時の写真を見ると全山石積されています、当時の人々の技術と努力に脱帽です。
この遺構(失礼現役です)がもっと世に出ても良いのではないかと思います。
『世界遺産』に登録する位の価値がある様に思いますが・・・?


牛伏川治水事業 (7)
<今回の到達地点: 次回もきっとあります>




2016.11.13
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なまこ壁修復 (その2)

 先日なまこ壁修復の記事を投稿しました。
但し構造を知って上で実施したのでは無く、ただただ闇雲での実施でしたので、実施した施工方法に全く自信はありませんでした。


 ところが先日たまたまTVを見ていたら偶然このなまこ壁を修復する職人の仕事が詳しく放映されていました。
その職人が活躍しているのが何処かは失念しましたが、日本でも数少なくなったなまこ壁専門の職人だそうです。
その内容によると、私の修復方法でも大きな間違いは無いことが分かりました。(本来のやり方とは違いますが)

なまこ壁修理 (1)
 <なまこ壁の破損個所>


なまこ壁 構造
<なまこ壁の構造>


 なまこ壁の平坦部(画像の黒い部分)は”瓦”だそうです。
四角の瓦の裏に漆喰を接着剤として塗って、土壁に亀甲の様に均等に貼り付けてあるようです。
その瓦と瓦の隙間(目地)を漆喰で埋め、更にその目地の上を蒲鉾状の化粧漆喰で盛り上げたのがなまこ壁です。


 先日修理したのはこの化粧漆喰の部分の割れだけでした。
この化粧漆喰の目的は、”瓦を風雨から守る事”、すなわち目地から瓦部分に雨が入って凍結して破損したり、脱落しないように保護するのが役目だそうです。
ですから、化粧漆喰が自体が壁の強度を保持するのではなく、雨風を凌いで下の目地や瓦を保護していれば良いだけです。(強度は要らない)
日常点検では漆喰が割れてそこから雨が目地に入り込まないようにすれば良い事になります。
従って、それが粘土であっても十分問題ないことが分かりました。


 という事で、今後のなまこ壁の修理は、自信をもって『石粉粘土』で行う事にしました。

なまこ壁修理 (3)
<瓦部分の破損個所: 修理前>

なまこ壁修理 (2)
<瓦部分の修理上がり: 石粉粘土に”炭”を混ぜ込んで黒く着色して使用>



2016.11.11
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