つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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五重塔

 昨年加入したボランティア団体のメンバーには様々な人が参加しているようです。
そのボランティア活動を通じて知り合いとなったメンバーのひとりに大工の棟梁が居ました。
先日会議(飲み会)の席で、初めて話をする機会があり、その話のなかでこの方が”宮大工”であること、それもかなり有名な流派を伝承する方である事を知りました。


 私も木工仕事には興味があるので、色々聞いていく内に、その方の作品が諏訪市博物館に展示(寄贈)されているのを知りました。
「興味があったら是非一度見てください。」との事でした。


 そこで早速行ってきました。


 それは”五重塔の模型”でしたが、見た瞬間に衝撃を受けました。
”模型”と聞いていたので、せいぜい高さ1m位の良くある建物模型を想像していたのですが、高さ3m以上、現物の1/10サイズの総檜作りでした。


 諏訪大社は全国に約25,000社ある”諏訪神社”の総本社で、昨年盛大に”御柱祭”が行われた神社ですからTV放映などでご存知の方も多いと思います。
その諏訪大社の境内に昔、お寺や、五重塔があったことは知りませんでした。
明治時代の神仏分離令に基づいて境内にあった寺(神宮寺)が解体(破壊)された折り、五重塔も解体されることになったのですが、当時の宮大工が詳細な図面を残して置いたそうです。
その宮大工の流れを汲むのが彼の棟梁の様です。

 
 博物館に展示されていたのはその棟梁が、破壊された五重塔を再建する目的で作った模型だそうです。
ですから残された図面と寸分の狂いもない、ただ1/10サイズであると言うだけの物なのです。
ですからこれは模型というものではなく、小さな実物だと言えます。
この模型だけでも見る価値が十分あると思いますが、再建された現物を是非見たいものです。


五重塔 (1)
<五重塔>


五重塔 (2)
<五重塔細部: 組手に全く隙間などありません>




五重塔 (3)
<設計図: 当時の宮大工はこの図面1枚だけで造り上げた様です>


 諏訪大社の境内から少し登った所に、今でもこの五重塔の跡が残っているそうです。
博物館の直ぐ近くのようでしたが、今は雪の下なので寒くて行く気になりません。
春になって雪が解けたら一度是非見に行きたいと思います。


2017.01.19

欅丸太

 ”欅丸太”を頂きました。

 3ヶ月程前隣の畑の所有者が、我が家の畑との境界近くに生えていた”欅の大木”を業者に伐採して貰っているのを遠目に見ていました。
その伐採木の一部がそれ以来我が家の畑の隅に置かれたままになっていました。
元々”耕作放棄地”なので、全く問題無かったのですが、先日その木の所有者から、「伐採はしたものの、処分に困っている。」と聞いたので、全て頂くことにしました。

 年輪を数えると45年生の欅でした。 
畑の隅に自然に生えてきた木だそうで、境界木でも無いため大きくなり過ぎて畑が日陰になるので切り倒したそうです。
ところが、ひと昔前は高値で取引された欅ですが、最近は欅家具は若い人に全く人気が無く売れないので業者も買い取らないのだそうで、困ったと言っていました。

 貰ったものの、この生木は非常に重く、とても一人で動かせる代物ではなく、1カ月余りそのまま放置したままになっていました。
先日息子がお盆で帰省したので、手伝ってもらってようやく移動させました。
一輪車で移動したのですが、二人掛かりでも持ち上がらないので悪戦苦闘してようやく一輪車の荷台に乗せ、移動は一人がロープで引っ張って母屋の軒先まで持ってきました。


 その木をここでようやく”皮むき”しました。
何か面白い物が作れそうな丸太ですが、一旦乾燥させる必要があります。
皮付き丸太をそのまま乾燥させると、皮の部分から虫が入って材に穴が明いてしまってで利用価値が下がってしまいます。


欅丸太 (1)
<移動した欅丸太(杉丸太も少し入っています)>



欅丸太 (2)
 <枝分かれした根株は”階段テーブル”にも出来そうです・・・>


 伐採時、後々の利用を全く考えてないので、色々の形状の丸太がありました。(・・・これが良いのですが)
面白い物が出来そうな可能性のある丸太ですが、乾燥には最低2年程必要なので、その間にじっくり検討したいと思います。

原木木工はこの気の長いところがたまらないです。


2016.09.07

接着剤購入

 ここで木工用接着剤の『タイトボンドⅢ』を国内購入しました。


 木工では接着が非常に重要です。
特にDIYでは接着剤に頼り切っている状況があります。(技術が無い私だけ?)
接着剤の種類はそれこそ色々あって、目的別に使い分けていましたが、最近は”タイトボンドⅢ”一本になっています。

a-タイトボンド3 <これまでの購入先>

 この接着剤はこれまで国内販売がほとんどなく個人輸入の時についでに購入してきました。
しかし最近は円安で個人輸入のメリットをあまり感じないので、この1年半程ほとんど個人輸入での注文をしていない状態でした。
お蔭で此処にきて在庫が底をついたので、購入先を探していました。


 昔から国内販売は多少はあったのですが、個人輸入の倍近い価格だったので利用していませんでした。(国内品の数倍)
ところが此処で改めてWEB検索したところ、結構取扱いしているところが増えていました。
日本でもこの接着剤の良さが認められてきたということでしょうか?
価格も”楽天”や”amazon”でも¥1.000強(/16oz(520g))で購入出来ることが分かりました。
これは個人輸入より安い価格です。(送料込みでの比較です)
早速注文したところ、本日到着しました。


 私の木工は”板接ぎ”をほとんどビスケットジョイントで行っているので、その用途にはこの接着剤が最適でした。
耐水性が良く又食品用(まな板、食器等)にも使うことが出来る認定品なので安心して使用できます。(米国内の認定品)
国内にはこの手の接着剤が無いので少し割高ですが重宝しています。


タイトボンド <購入した接着剤: この容器の使い勝手が良いです>


 ただ欠点は冬の寒さでは使えない点です。(私の実験結果では10℃以下では強度不足となる・・・容器には4℃以下となっていますが??)
ですから冬場は別の接着剤(国内メーカー品)を使っています。
折角購入したのですが、これからの寒さでは残念ながら使えません、春が来るまでお蔵入りになりそうです。
国内メーカーにも是非このタイプで更に冬場にも使える接着剤を開発してほしいものです。


2015.11.11

チェンソーアート

 近くの富士見町で木工関係のイベントがあり、そこで”チェンソーアート”の実演が行われているとのニュースがあったので行ってきました。
今年で4回目だそうですが、これまで知らずにいて今回が初めてです。
そのうちチェンソーアートでもやってみたいと思っていましたので視察です。



 会場はスキー場のゲレンデで、会場近くの駐車場に着くと、既にチェンソーの音が鳴り響いていて、案内が無くても会場は直ぐに分かりました。 
日本でも有名なチェンソーアートの製作者(芸術家?)12名が狭いネットで囲まれたスペースで盛んに木と格闘していました。



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<チェンソーカービング動画>


チェンソーアート (2) チェンソーアート (3)
<チェンソーカービング>



 製作者はチェンソーアートを始めてから2~3年の人から10数年で海外の大会でも優勝した人まで様々な経歴の様ですが、どなたも軽快にチェンソーを操って作製をしていました。
並んでいた道具は各種あって、チェンソーは少ない人でも4台位、多い人だと7台位置いてありました。
その外各種電動工具類、エアー工具類等結構な道具建てで、チェンソーだけで仕上げるのでないのが分かりました。

10時から11時まで1時間程見学して来ましたが、この間に大物を1個と小物を1個簡単に仕上げてしまう人から、まだまだ時間が掛かりそうな人までレベル差は結構大きいようでした。
ただ短時間で完成させた人の方が、全体のバランスは良く出来ていたように思いました。
職人の世界ですね。


 イベントは昨日からの2日間で、囲いの外にはこれまで製作した作品の数々が並んでいました。
展示即売していました。

a-チェンソーアート 1
a-チェンソーアート 2
<チェンソーアートの作品(一部)>

2015.09.13

郵便配達はベルを鳴らす

 『大型郵便受(箱)』を作りました。

 奥さん名義で定期的に届く通販カタログがあります。
これまでは宅配便でしたが、最近郵便で届くようになりました。・・・背景はコストダウンでしょう。
送られて来るカタログそのものには変わりなく、大型で分厚い物で郵便受けには入らないサイズです。
宅配便の場合は玄関前に黙って置いて行ってくれていましたが、郵便屋さんは必ず玄関のチャイムを鳴らして手渡しです。
不在時には”不在配達票”を入れていきます。

 これが毎回非常に煩わしいので、今回配達員に宅急便と同じ様に玄関の外(タタキ)に黙って置いて行ってもらいたいと言ったところ、「郵便受けに入らない物は、直接手渡しする決まりになっているので出来ない。」との事です。(流石お役所仕事ですね)
この件でさらに話をしたところ、解決策を教えてくれました。
大型郵便物が入れられる大きさの”箱(郵便受け)”があればOKだという事でした。


 この煩わしさを改善するためにはどうしても”箱”が必要なんだそうです。(本当は郵便局の内規を変えればいいだけだと思うのですが)
”箱”であればどんなものでも良いそうです。(ダンボール箱でも?)
といっても玄関前に常時設置する物なので、早速廃材を集めて『箱』を作りました。


a-大型郵便受け1
<栗の一枚板です: 虫食いや割れだらけ・・・廃材の”タンスの裏板”です>


a-大型郵便受け2
<完成した”箱”: 表の節穴も裏の板の隙間(不足分)も内部を見る明り取りとして便利です>


a-大型郵便受け3
<玄関に取り付けた”箱”: 古家に見合った”箱”になりました>


 これで”郵便配達はベルを鳴らさず”に置いて行ってくれるでしょうか?



2015.08.29

『小屋フェスティバル』に行ってきました

 八ヶ岳の麓で『小屋フェスティバル』というイベントがあって行ってきました。
一番暑い時間帯でしたが見学者も多く賑わっていて、中々面白い催しでした。

 昨日の新聞を見たら『小屋フェスティバル』開催の記事が小さく載っていました。
これまで無かった企画なので当面小屋を作る予定はありませんが、何事も勉強なので早速行ってきました。



小屋 (1)

小屋 (3)
<小屋フェスティバル会場>


 この会場には十数棟の小屋が建設・展示されていました。
何れも10㎡以下の、”建築確認申請不要”の家です。
10㎡とは6畳の広さですが、単なる箱の様な建物から、バストイレ、キッチン、ロフト付きで十分住める家も数棟ありました。
何れもキットなら90万円以下、バストイレ等が無いものだと50万円以下で十分部材が揃うようです。
どれもセルフビルド可能な設計で、楽しんで建設した後は工作室や趣味部屋として十分使えるものだと思います。(別荘には・・・?)
この10㎡サイズは小屋とは言えない中々興味深い物があります。
DIYで作る対象としては打ってつけです。


小屋 (2) <十分生活できそう、床下も活用出来ます>

小屋 (4) <小さな薪ストーブ1個で全館暖房可能>

小屋 (5) <パネルを繋ぎ合わせるだけで、作るのは簡単そう>


 展示されている小屋の完成度はピンキリです。
ただ実際に量産している物は少なそうでした。
ですから小屋の関係者は商売っ気がなく(?とは言え出店料はかなり高額のようなので真剣です)、気さくに自分の小屋の欠点を暴露してくれたりで、話をしているのが楽しいですね。


 
 この催しは今年が初めての開催だそうですが、開催期間は8月2日まででまだ間に合います。(*)
セルフビルドで別荘や作業小屋を作りたいと思っている人には大いに参考になると思います。
会場は標高1000mを越える高地ですが、午後3時の小さな小屋の中は、さながらサウナ状態で汗だくの見学となりました。
今週いっぱい晴天の様ですから、行かれる方はくれぐれも覚悟して行ってください。


 ”小屋”はまだまだ発展途上なのだと思いますが、今後の展開が楽しみです。
もし来年もやるようなら、建設中の小屋も公開してくれると面白いと思います。(どうせなら一緒に建てることが出来れば更に良いです・・・建設ボランティア募集?)


a-ストーブ類
<薪ストーブの展示も沢山ありましたが、流石に見ている人はいませんでした>


2015.07.27


(*)確認したところこのイベントは”日本初”なんだそうです。
   地元でのPRは無かったのですが、全国的にはかなりPRしていたようです。

木工雑誌購読手続

 ここで米国の木工雑誌『Fine Woodworking magagin』の3年に一度の購読継続手続きを行いました。

 私は昨年まで2種類ののDIY関係の雑誌を購読していました。
”Fine Woodworking” と”ドゥーパ”です。

しかし現在は”Fine Woodworking”だけになっています。 
この雑誌は私の木工人生の原点です。

改めて確認したところこの雑誌は講読し始めてから今年で18年目になります。
3年毎の更新ですが忘れた頃きちんきちんと必ず手続きの連絡があります。
都合これで5回目の更新です。
前回からNETで更新をするようになったので、直ぐに更新手続き完了のメール連絡があり大変気が楽になりました。
それ以前は郵送(航空便)で行っていたのですが、発行元からは何の連絡も無かったので次の雑誌が届くまで本当に届いているのかどうか大いに心配なところがありました。



FWW雑誌継続通知 <メールで瞬時に届く購読継続完了通知>



 今回も雑誌の購読料金は3年前と同じなのですが、今回は『円安』の影響で為替相場を見ているうちに申し込みが遅くなってしまいました。
前回は1$=¥85で更新しましたが、今回は1$=¥106です。(その差額、約+¥2,200)
為替相場を見ていて手続きを延ばし延ばしにしていましたが、円高になりそうに無いので諦めてここで手続きをしました。
3年間は”円高”になっても途中変更できないのは少し残念な気はしますが・・・


 この雑誌は年間6~7冊の発行なので保有総数は100冊を優に越えていると思います。
その全てをDBソフト『知子の情報』にデーターを入れて管理しているのでまだ全てが現役です。
時々工法等で分らないことがあるとDB検索して引っ張り出して読んでいますが、この木工の世界は18年前の技術でも全く問題なく使うことが出来ます。
本当にありがたい雑誌です。


 他方”ドゥーパ”ですが、半年位前からは購読していません。
2年間程購読しましたが、最近同じ様な企画が続くので面白味がなくなってしまい止めました。
こちらも同じDBにデーターを入れて管理していますが、検索でほとんどヒットすることがありません。
最近の私の興味のある方向と大きくベクトルがずれてしまった様です。(私がズレた?)

2014.01.21

栗の古材

 『栗の古材』を貰ってきました。

栗古材1 <栗の古材>


 昔『揚げ板(”室”の蓋とした板)』で使っていたものらしいです。
保管状態が良かったか、数十年前の代物の様ですが、非常に確りしています。

とりあえず水で洗って両面を自動カンナで少し削ってみました。



栗古材2 <<カンナ掛け上がり>>


 非常に美しい木肌が蘇りました。
普通、杉や檜などは古材でもカンナ掛けで少し表面を削ると、製材した時の様な明るい綺麗な木肌が出ることが多いのですが、この栗の木は違います。
黒味が掛かった褐色で、これが又非常に渋くて美しいです。


 当初この古材で自作石窯の土台部分の扉を作り直す予定で貰ってきました。
ところがこの美しい色の木肌を目の当たりにして屋外の物に使うのは勿体無く思えてきました。
と云う訳で石窯の扉は既に2×4材で造ってあるもので我慢することにしました。

2013.09.27

”目から鱗”のDIY情報

 先月号の”ドゥーパ”にまたまた私の”石窯”の記事が掲載されました。

Aドゥーパ8 <掲載記事>


 極小さなコラムですが、前回の編集部の人とは別人からの依頼で、掲載の検討を行っていました。

写真は最新の物に変更して有りますが、内容的にはほとんど同じです。
名前だけ前回は”U字溝ロケットストーブ”でしたが今回は”ピザ窯”となっています。(笑、・・・汗)
あまり代わり映えしない内容で申し訳ありません。



 さてこの”ドゥーパ”、私は3年程前から毎回(隔月発行です)購入していますが、最近は発売日が待ち遠しいと云う感覚がありません。
発売日は奇数月の8日ですが1カ月後位に気が付いて、慌てて本屋を探し回って返品寸前のを買うと言う始末です。
これは日本で唯一のDIYの専門雑誌ですが、最近の内容はイマイチです。
NETで検索すれば出てくる程度の記事ではつまらないです。(私の記事の事です)
多分最近は読者対象が”ビギナーズクラス”になっているのではないかと思えます。
それもほぼ100%国内情報だけなので、おのずと限界があります。


 専門誌に期待するところは『その分野の最先端が見える』事。
DIY先進国(特にアメリカ)のDIY情報は本当に素晴らしいと思います。
WEB検索も、キーワードを”日本語”でなく”英語”にするだけで得られる情報は20倍、いや100倍くらいに増えるように思います。
私の”ロケットストーブ Rocket Stove ”も”ウッドガスストーブ WoodGas Stove”も”タンドール Tandoor”もこの方法で情報を集めて造りました。


 騙されたと思って是非やってみてください。・・・”目からウロコ”ですよ!!

2013.08.15

「知的DIYの技術」

 
A知的DIYの技術 

 石窯造りは雨が降ると出来ないので最近時々図書館通いをしています。
先日上の画像の本が目に止まったので借りてきました。
タイトルから『玄人も唸らせる様な技術書』かと思っていました。
しかし読んでみるとタイトルとは全く違って技術書としてはほとんど価値がありません。



 DIYをまったく知らず、興味も無かった著者が最終的に家を1軒建ててしまう過程が非常に面白く最後まで一気に読んでしまいました。
『日本はDIYが育たない環境がある』と云うのを改めて興味深く読みました。
又”今の日本にはDIY的思考が欠落している”と言う著者の意見に共感できました。

 この本は『現在の日本の教育、生活習慣に警鐘を鳴らす』本です。
変わった視点からの『教育論』とみれば面白い本です。
日本の”教育・子育て”、”勤め人の生活”においてDIY的考え方が必要である事を改めて感じました。

 この本はタイトルがまずいですね。
この本に新しいタイトルを付けるとするなら『DIY的思考術』、『DIYの芽を育む子育て技術』・・・でしょうか?

 
 さてDIYをしていると、2種類の人間が居る事に気づきます。
欲しいものを手に入れる時。
 (1)同じ金を出すなら、市販品を購入する。
 (2)同じ金額で出来るなら、DIYで作る。
私は当然後者です。
但し実際はそれを造る為の”機械や道具”を買うことが多いので、まったく同じ金額と言うことにはならないのが常です。
又前者に属する人は、DIYなら「安く出来るハズ」と思い込んでいる人も多いので困ったものです。
DIYは意外に材料費が掛かり、手間隙を考えれば割りに合わないことがしばしばです。
しかしDIYの醍醐味は『達成感』ではないかと思っています。


 それは”山登り”にも通じるところがあります。
ヨタヨタでも、ヨボヨボでも苦労して登った山では達成感があります。
疲れきって家に帰っても又しばらくすると登りたくなります。

 教育も同じだと思います。
ヨレヨレ、ノロノロであっても自力で問題解決が出来れば”達成感”が感じられ、やる気が出ます。
詰め込み教育では”達成感”が感じられずやる気をなくしてしまいます。

 こういった理由で『DIY的思考術』、『DIY的教育論』はありだと思います。

2012.07.03