つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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鉢伏山登山

 昨日は所属する山岳会の月例山行で、『鉢伏山(1,929m)』に登って来ました。

 この鉢伏山は先月の長野県の防災ヘリコプターの墜落で6名全員が死亡するという、不名誉な事故で全国的に有名となってしまいました。
この山行は今年年初に既に計画されていたものです。
この事故で墜落したヘリコプターの残骸の回収作業が今月から始まっている為、登山への影響が心配されていました。
山行リーダーが県や最寄りの市の担当部署に確認した結果問題無い事が分かり、計画通り実施出来ました。

 さて今回の登山口は”牛伏寺コース”で、このブログに前に投稿した”フランス式階段工”のある水路です。
これまで夏と秋の2度行っていますが、ここは今回の新緑の芽吹きの時期が一番良い様に思います。
又今回参加メンバーで発掘された石積み水路を見た人は一様にこの偉業と景観に感激していました。

ただこの水路発掘がまだ全体の1%にまで行っていないと思われるのが甚だ残念です。


鉢伏山登山 (1)
<フランス式階段工: 新緑で今が一番の景色です>



鉢伏山登山 (4)
<明治の偉業の石積み水路、今も綺麗な水が流れています>


鉢伏山登山 (2)
<石積水路: 発掘が行われていて、昨年より見事な景観となっていました>


鉢伏山登山 (3)
<山全体が石積です: 手前の草の下も全面石垣になっているはずですが、今はまだ見えません>



鉢伏山登山
<ここで一人で発掘作業を行っているボランティアの方に今年もお会いしました: 右端の方>



 今回はフランス式階段工を見た後、鉢伏山まではマイクロバスで移動しました。
ところがこの鉢伏山、自動車道なのですが登山口までの道路の狭い事、軽自動車同志でもすれ違い困難です。
おまけに駐車場料金が¥3,000也。(マイクロバスの場合、乗用車は¥1,000)

 ここには昔1度だけ来たことがありましたが、すっかり変わっていました。


鉢伏山登山 (5)
<自然破壊の登山道: 最近ブルトーザーで造ったようです、横にある昔の登山道の方がよっぽど歩き易い道です>


 高い駐車場料金は取られるは、自然破壊の登山道は歩かされるは、ヘリコプター墜落で”前鉢伏山”への登山道は立ち入り禁止で行けないは、折しも天気が悪く頂上からの眺望はほとんど見れないは。
素晴らしい石積み水路を見た後だけに、最悪の山となりました。
もうこの山に行くことは無いと思います。


鉢伏山登山 (6)
<ヘリコプター墜落の為、これより先入山禁止>


2017.05,19

安全登山講習会

 先日所属する山岳会で『安全登山講習会』を開催しました。
最近栃木県の高校山岳部対象の雪山登山講習会での雪崩死亡事故があったばかりで、安全登山に対する関心が高まっています。
ただ我々の安全登山講習会は、この事故を受けて実施したのではなく、年初に計画した年間計画の中で行われたイベントです。
しかし事故の影響もあってか、講習会には思いの外沢山の方の参加がありました。


 所属している山岳会でも御多分に漏れず、会員の高齢化が進んでいます。
従ってアルプスの様な高い山も極近くにある恵まれた環境にある山岳会ですが、最近は山行といっても危険性のある山には残念ながら登っていません。(本当は行きたいのですが)
普段は里山程度の山ですが、それでも痩せ尾根があったり、岩場があったりで転落等の危険性は低山であっても侮れません。
『山は高きをもって、尊しとせず!』です。


 山岳会もかつては冬山も積極的にやっていましたので、冬山用テント、ザイル(11mm、9mm ×40m)や細引き、カラビナ等も一通りあるのですが、これら共同装備は重くてかさばるので最近出番が全くありません。
今回その代りに個人装備として、カラビナ、スリングを全員が山行では常に持参することになり、保有していない人には購入してもらいました。
同時にザイルに代わって、Φ6mm×20m”細引き”も山岳会の共同装備として2本追加しました。


レスキュー用具
 <個人持ちの為購入した安全装具>


 使い方は本やNETで調べても分かるのですが、独学では確実性、安全性に欠けるので、対象者を集めて実技講習会を行う事になりました。
今回はその使い方の講習会の開催でした。

安全講習会 (1)
<講習会1>


安全講習会 (2)
<講習会2>



 これらの簡単な”ロープワーク”でも初めての人には最初中々理解出来ないようでしたが、それでも1時間半の講習会の最後には全員一通り出来るようになりました。
参加者には「後で試験をして、習得できていない人は、山行への参加を認めません。」とか、「何時使うか分からないので、真っ暗な中で手探りでも出来るように、しっかり練習してください!」 とちょっと脅しは掛けて置きました。
ただ実際使う機会はほとんどないので、今後どこまで実戦で使えるかは甚だ疑問です。(・・・使わないに越したことはないのですが)
それでも一度やり方を経験して置けば、もしもの時にきっと役に立つと思います。
あくまでも”保険”です。



 という事で、本日は今年度最初の山行に行ってきました。
伊那にある『戸倉山』です。
この山は地元では「伊那富士」と呼ばれていて、標高1680mながら登山口から頂上まで急登の連続です。
又頂上からの展望は素晴らしく、360°北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰など日本の3,000m級の山のほとんどを見る事が出来ました。(富士山だけは残念ながら見えません)
半年振りの山登り、冬場の運動不足で確り疲れましたが、好天に恵まれ、久し振りに楽しい山行が出来ました。

戸倉山 (1)<五合目付近>

戸倉山 (2) <山頂からの中央アルプス方面>



2017.04,10

トレーニング開始

 3月に入って晴天続きで、気温も上がってきたので、今年の山登りの為にトレーニングを開始しました。

 この冬場は暖かかったにも関わらず、ほとんど運動もしなかった影響で、例年以上に体重増加です。(但し恐ろしくて体重計には乗っていません)
本日昼は異常に暖かかったので思い切ってトレーニングに行ってきました。
しかし最初から何時もの山道登りは無理なので、起伏の多い水平歩道を5kmほど歩いて来ました。

 この道は山の麓の沢をいくつも横断する道なのでアップダウンが沢山あり、思わず”インターバル速歩”の様な運動になってしまう道です。
本来のインターバル速歩は3分負荷を掛け、次の3分は負荷をなくす運動の繰り返しの様ですが、この山道は1分登って1分降る、30秒登って30秒降るといった運動の繰り返しです。
これが効果的な運動なのかどうかは分かりませんが、誰にも会わずに密かに行う事が出来るので気に入っています。


 本日は初日なので、その道の延長上にある、”福寿草園”に行ってきました。
途中から道が良く分からなくなったので、一旦200m位下まで降りて登り返すことになり、思いの外結構な運動量になりました。

福寿草園 (1)
<福寿草園1>

福寿草園 (2)
<福寿草園2>



福寿草園 (3)
<この福寿草は自然ではなく栽培している方が居るので、横から見ると一列に通りが揃っているのがやや興醒めです>



帰りは同じ道を帰らないといけないのですが(トレーニングにならない)、最大のアップダウンの道をショートカットしてしまいました。
(笑 ・・・笑い事ではないのですが)

 そのショートカットの道端で”フキノトウ”の群落を見つけました。
まだ日影には所々雪が残っている道で、フキノトウはこの一箇所だけでした。(美味しい春を見つけました!!)

福寿草園 (4)


2017.03.20

忘年会

 12月に入りいよいよ忘年会が始りました。
 本日は所属する山岳会の忘年会でした。
毎年山岳会が最初の忘年会でしたが、今年は既に2回目です。(気の早い処が多くなりました)

 私の場合、忘年会も昔ほど回数は多くありませんが、それでも地区や各種団体で行われる忘年会は義理で出ていく様なもので、気が重いのですが、この山岳会の忘年会はまったくそんなことはありません。
仲間に会えるのが本当に楽しみの忘年会となっています。
1年間山登りには一度も参加していない人でも、忘年会だけには参加される方が居てそんな人に会えるのもまた楽しみのひとつです。


 今年は計画した月例山行の半分近くが雨に祟られた年でしたが、58年続く無事故登山を継続出来てまずは良い1年でした。
会長から再来年には60周年記念行事を行いたいと言う計画の発表がありました、そこまで是非無事故登山を続けたいと思います。



山岳会忘年会 (1)
<会長挨拶・・・今年は特に長かったようです>


山岳会忘年会 (2)
 <今年の諏訪の忘年会の”締め”はどこでも”御柱のきやり”です・・・どこかで見た様な御方?>


2016,12.05

登山・レスキュー用具

 先日の山岳会の登山で久し振りに”ザイル(レスキュー用具)”を使った件の投稿をしました。
お蔭で全員無事に下山ができました。
そこで、この時使った”レスキュー用具”を今後の山岳会の登山ではパーティ全員が『個人装備』として携行してもらいたいと思って検討していました。



レスキュー用具 (1)
<レスキュー用具: (左)カラビナ&ロープスリング、(右)ザイル(細引き)10m>


 実はその時、レスキュー用具をザックから取り出したのですが、これはこれまでも山行には必ず携行していた物ですが、使わないままビニール袋に入って何年もザックの底にありました。(こういった物は、”保険”みたいなものです)
その為取り出すと確り絡まっていて、解くのに苦労しました。
岩場の急斜面でその作業にもたついて、少し時間が掛かってしまいました。
もっとスマートに(短時間に)出来ないかと思って帰って来てから検討していました。

 その結果以下2方法が良さそうだと分かりました。

(1)海老巻(海老結び)方式

 ・これは”岡っ引き”や”鳶(とび)”、”火消し”が昔から使っていたという、日本古来の伝統的方法だそうです。(鼠小僧も?)


 レスキュー用具 (2)
 <海老巻: 形状がエビに似ているのでこの名前が付いたようです>


 ・詳しい方法はWEB検索で、”海老巻ロープ”や”海老結び”をキーワードに検索すると、HPに丁寧に図解したものや、動画が沢山ありますからそちらで見てください。
・この方法でやると形が確り纏まっていて、これから何年でもザックの底に入れて置いても問題なさそうです。
・ただ欠点は、解いた後結構な”撚り(ねじれ)”があり、キンクを起こし易いので解いた後多少修正(しごき)が必要です。


(2)スタッフバック(ロープバッグ)方式


・この方法はクライミング用ザイル収納の基本の様です。
・ザイルを一旦綺麗に伸ばすか、軽く巻いて置いて、そのザイルの片方の端末を専用の袋(スタッフバック)の底からランダムに(無造作に)積み上げる様に押し込んでいって最後の端面を袋の口から出しておく。(綺麗に入れると絡む)
・使用時は、袋の口から出ている端面を持って引っ張り出すと、絡まずに引き出せる。(端面を”エイトノット”にしておくと良い)

・この方法はザイルの長さに合った袋を準備するだけで、収納には技術をまったく必要としないので、誰でも直ぐに使えるのが良いと思います。(”ロープバッグ”と言う専用の袋も販売されているようです)
・又引き出したザイルは一本になっているので、キンクも無くそのまま即使用可能なので便利だと思います。


レスキュー用具 (3)
<ロープバックに収納: バッグは百均で購入した”ペットボトル保冷袋”>


 以上の結果から今後は”スタックバック”方法を正式採用したいと思います。

 ただ”海老巻方式”は見た目の綺麗さ(機能美)で捨て難い魅力があります。(流石日本の職人芸!!)
という事で、一般の人には誰でも使える”スタッフバック方式”を薦めることにして、自分は”海老巻”を使ってみようかな?

2016.11.23

明治・大正時代の治水工事

 今日は朝起きると外は濃霧でしたが、それが晴れると、快晴の素晴らしい天気となりました。

 こんな日は家に居てもつまらないので、奥さんと紅葉見物に行くことになりました。
行く先は”松本市の牛伏寺(ごふくじ)の上の水路”です。
ここで明治・大正時代の治水事業のそれはそれは素晴らしい遺構を見てきました。
オット訂正、遺構ではありません、作られたのは明治大正時代ですが、今でも現役です。


 ここは『牛伏川フランス式階段工(うしぶせがわ フランスしきかいだんこう)』で、国の重要文化財に指定されています。
ただ有名かと言うと・・・”否”です。
私も現役時代ここから少し離れたところに会社があり10年間も毎日通っていたのですが、現役時代には聞いた事がありませんでした。
その水路の脇にある”牛伏寺(ごふくじ)”は厄除け祈願の寺で非常に有名であったので、退職後一度行ってみたいと思っていて、NETで捜していてこの水路の事を知りました。


牛伏川治水事業 (1)

牛伏川治水事業 (2)
<牛伏川フランス式階段工: 一般の人はここだけ見て帰ってしまいます>


牛伏川治水事業 (9)
<通行止めの様に見えますが、ここから上が核心部です(車は通行止め)>


 今年夏の終わり頃初めて見に行ってきました。
その時は、単なる観光地のつもりだったので、足回りも服装も何の準備もなく行ってしまいましたが、ここは少なくても”トレッキング”程度、出来れば登山装備で行かないと楽しめない事がわかりました。
周囲は広葉樹が多かったので、秋の紅葉頃再訪したいと考えていて、今日昼頃思い立って行ってきました。


 紅葉見物には少し遅過ぎました。
それでも”牛伏川フランス式階段工”にはチラホラ人影がありました。
しかしそこから上部は人も居ず、道も狭く車も入れない登山道で、熊が出ないかと心配になりました。(熊除けの鈴を持ってくるのを忘れていました)

 まず本来の登山道のある沢(日影沢&地獄沢)とは反対側の沢(泥沢)に入ってみました。
暫く細い道を進むと、一人のお年寄りが倒木に腰掛けて、ノコギリの目立てをしていました。
その周囲の沢はそこまでの間見て来た沢の風景とは全く異にしていました。
石が敷き詰められた水路が、最近作られたように綺麗なのです。

牛伏川治水事業 (6)
<発掘前の水路: 土に埋もれていて石積は見えません>

牛伏川治水事業 (4)
<発掘された水路: 小さな沢筋にも石積の川底>


 その人と暫く話をしました。
その人は、昔作られた水路が土に埋もれて見えなくなっているのが忍びないと、一人で発掘作業をしているとの事でした。(週休2日で作業しているそうです)
機械を使わず、全て人力で行っているとの事で、水路1本の作業に1年からそれ以上掛かるとの事ですが、既に綺麗になった水路や、石垣が何本も見えていました。
掘り出された水路の石積は本当に最近作られた様に綺麗で感動物でした。
これは気が遠くなるような作業です。


牛伏川治水事業 (5)
<発掘された水路の石積>


牛伏川治水事業 (10) 牛伏川治水事業 (11)
<明治・大正の建設当時の記録写真: 全山石積されていますが現在その姿は見えません(機能はしているそうです)>



牛伏川治水事業 (8)
<現在の地獄谷>


 この水路は最下流の”フランス式階段工”だけに光が当たっていますが、核心部は上流の沢筋です。
この部分は現在ほとんどすべてが土に覆われていて建設当時の状況は全く見る事が出来ません。
しかしこのご老人の発掘した水路を見ると本当に感動です。

 建設当時の写真を見ると全山石積されています、当時の人々の技術と努力に脱帽です。
この遺構(失礼現役です)がもっと世に出ても良いのではないかと思います。
『世界遺産』に登録する位の価値がある様に思いますが・・・?


牛伏川治水事業 (7)
<今回の到達地点: 次回もきっとあります>




2016.11.13

『京ケ倉』縦走登山

 今日は所属する山岳会の今年度最後の山行で、生坂村にある『京ケ倉』に登って来ました。
この山は標高990mながら、その高さに似合わないスケール感と変化に富んだ非常に面白い山です。

 この山がブログに登場するのは確か2回目だと思います。
前回(昨年9月)初めて登って、大変気に入ったので、今年の山行計画に入れた山です。
「里山でもこんな面白い山がありますよ!」というのが今回の山登りのコンセプトです。
当然今回のリーダーは私です。


 今年は天候不順で、月例山行計画がこれまで連続3回雨で中止となっていました。
今回の山は標高は低いながら、危険個所が沢山あったので、少しでも雨が降る可能性があれば中止の覚悟をしていました。
ですから天気予報には敏感で、週間天気予報が出る8日前から気が気ではありませんでした。
ところが幸い今日は天気予報通り、『無風快晴』。
天気としては、この秋で一番の最高の登山日和となりました。

 
京ケ倉 (1) <一日中、快晴無風、360度の大展望でした>


京ケ倉 (2) <”馬の背”の岩場、上から見ると大したことはないようですが・・・>


京ケ倉 (3) <岩場の急登>



 さて今回参加者16名中、実際に登ったのは14名。 (2名は最初から登る予定なし・・・バスハイク)
その14名中、80歳以上が3名居ました。(パーティの平均年齢も70歳は軽く(?)超えていると思います・・・私が最年少?)
”天気さえ良ければ大丈夫だろう”と考えていましたが、やはり実際には思っていた以上に”急登”、”アップダウン”、”岩場”は大変で時間が掛かりました。
お蔭で山岳会の山行ではここ10年位使った事のなかった”ザイル(細引き)”、”シュリンゲ”、”カラビナ”の出番となりました。
これで下りの急傾斜の岩場で、足元の怪しい二人を一人づつザイルで降ろすことになりました。


京ケ倉 (4)
<(左)2mシュリンゲとカラビナ、(右)10mザイル: これは今回ばかりでなく、どんな山行でも必須の個人装備です>



 最初、「誰、こんなところに連れてきたのは?」と言っていた人もいたようでしたが、今回は天候にも恵まれ、無事に全員縦走をすることが出来ました。
参加者から”本当に良い山行だった”と言ってもらえましたが、今後の事を考えると大いに考えさせられる事となった山行でした。


2016.11.07

榛名山登山のはずが

 本日は山岳会の月例登山で群馬県の『榛名山(掃部ケ岳)』の予定でした。

 しかし10日前の週間天気予報からこの日だけ雨となっていましたが、予報通りの雨となりました。
昨日は快晴、明日も晴天の予報です。
午後からは日差しもありましたが、気圧配置が半日ずれれば、問題なかったのですが、残念ながら予報通りの結果です。
これで今年の山岳会の定例山行は8月、9月、10月と3ヶ月連続で山行日が雨となってしまいました。
最近ではこれほど雨に祟られた年はありませんでした。

 という事で、今回は『榛名神社』参拝を行い、”厄落とし”することになりました。
その後は、近くの日帰り温泉施設で、入浴兼大宴会をして帰ってきました。


榛名山 (1)
<榛名神社参道>

榛名山 (2)
<榛名神社本宮>

 この”榛名神社”は事前の情報が全くありませんでしたが、参道の”杉の木”も非常に立派で、尚且つ神社の彫刻の素晴らしさに圧倒されました。
帰宅後この彫刻の流派についてNET検索しましたが、流派の記述は見つかりませんでした。
しかし神社とは言いながら、江戸時代の神仏混合を色濃く残す見事な作りでした。




榛名山 (3)
<榛名湖に続く登山道脇の石の塔>


榛名山 (4)
<榛名湖畔の”湖畔の宿歌碑”で合唱>



それから、折角群馬県まで遠征したので本場の”玉コンニャク”を買ってきました。
最近は群馬産の玉コンニャクも近くのスーパーで手に入るのですが、”ピリ辛味の玉コンニャク”は売っていないので、合わせて購入してきました。
この玉コンニャクは半球形の型2個で上下から押し付けて作っているようで、型の分割部に筋がありました。
今後の玉コンニャクの自作で参考になります。


玉こんにゃく
<玉コンニャク2種類購入>



2016.10.17

トランシーバー

『10月9日午後7時10分ごろ、秋田県北秋田市の宿泊施設から「予約していた客が来ない」などと県警北秋田署に通報があった。同署によると、行方がわからなくなったのは茨城県の40~60代の男女7人で、同市の森吉山(1454メートル)に入山したと見られる。
 7人は茨城県内の山岳愛好会のメンバーという。登山口近くの駐車場で、7人のものとみられる乗用車2台が見つかった。警察や消防などが10日午前6時半から15人態勢で捜索していた。北秋田市消防本部によると同日午後1時半ごろに7人全員が下山した。命に別条はないという。』


 これは昨日の全国ニュースでした。
遭難?と分かった時点で何故連絡が取れなかったのでしょうか?
 ■携帯電話も持っていなかった? (中高年パーティとはいえ、そんなことは多分ないハズです)
 ■携帯の電波が届かない場所に居た? (山では十分可能性があります)
 ■携帯以外の連絡手段がを持っていなかった?
 ■自分たちの遭難騒ぎを知らなかった?・・・ラジオも持っていなかった
沢山疑問が残りますが、今後の報道を待ちましょう。


  * * * * * * * * * * *


 さてつい最近所属している山岳会の昔使っていた”トランシーバー”が出てきました。(最近使っていなかったので、行方不明状態だった)


a-トランシーバー今昔
<トランシーバー: (左)現在使っている小出力トランシーバー、(中)今回出てきたトランシーバー、(右)最初使っていたトランシーバー(一部破損) ・・・まだすべてが使用可能です>


 現在は”特定小出力”トランシーバーを使っていますが、昔のトランシーバーは一般には”CBバンド(市民無線)”と呼ばれているものです。
使用する為には開局申請が必要ですが、この無線機は正式申請されているので今でも使用可能です。
ただこの間法規改正があり、このCB無線は2022年(平成34年)11月30日までが使用期限のようです。


 今使っている”小出力型”は非常に軽くていいのですが、出力が小さく(10mW)電波の到達距離は山の中ではせいぜい100~200m程度で登山ではほとんど使えません。(見通しなら2~3Km)
しかし昔のトランシーバーは出力が大きい(500mW)ので相当な距離まで届き、登山でも十分使用できました。
 一度は八ヶ岳から北アルプスまで届いた実績があります。(直線距離で約75km)
これには確実な裏付けがあります。
それは我々は八ヶ岳の阿弥陀岳南稜登攀で使っていたのですが、穂高岳で遭難救助活動していた遭対協から電波を止める様に怒られました。
”沈黙時間帯(注)”に気付かずに交信していたのが原因です。(恥ずかしい・・・汗)
又冬山で他のパーティーが遭難した時の捜索隊との連絡用にも使ったという実績があります。

(注)沈黙時間帯: 1日3回ある緊急用の沈黙時間(11:00~11:15、16:00~16:15、20:00~20:15)に交信すると遭難時電波を受信されやすい)


 昔は山行には必ず持っていったものですが、最近は全く使っていません。
理由は重さです。(1.1Kgあります・・・特定小出力型は130g程)
登山では携帯電話が使えない場所が結構あるので、そんな時には小出力トランシーバーでも多少は役に立ちます。
それよりも性能を考えればこの”CBバンド”を装備していきたいのですが、中高年パーティーではその重さの為に装備に加えられません。


 最初に書いた遭難騒ぎの様に、最近は登山での遭難が多く発生していますので、個人でも使い易い(免許不要の)且つ高出力無線機が無い物かと思っていたら・・・ありました。

  『デジタル簡易無線』です。( 開局申請は必要)

 これは小出力トランシーバー程度のサイズながら出力5Wまで出せます。(1W品もある・・・重さも250g~)
これなら登山でも十分使える性能です。
ただ欠点はまだ値段が高い事、最低価格でも1台2.5万円(1W品)~数万円(5W品)しますので購入は躊躇されます。
まだ需要が少なく製造数量が伸びていない為だと思います。
現在山岳会が保有している”小出力型”を購入した時は気が付きませんでしたが、その時にはこの仕様のトランシーバーもあったと思います。
しかしその時は多分値段が今以上に高く、購入対象に全く入らなかったのだと思います。


 小出力トランシーバー並みの価格になれば、登山者にも爆発的に普及すると思います。
今後の価格ダウンに大いに期待したいと思います。


2016.10.11

地獄谷野猿公苑

 今日は所属する山岳会の月度定例山行で、志賀高原(山ノ内町)の『東館山』に登る予定でした。

 秋雨前線の影響で先週から雨の日が多く晴れる日がほとんど無い為天気に不安はあったのですが、予定通り決行することになりました。
朝起きると雨、それも結構の土砂降りでしたが、天気図からは前線南下でそれほど降られないのではとの期待がありましたが、結局雨降りで残念ながら登山は出来ませんでした。
そこで雨で登れない場合の代替案として、近くの観光地巡りと日帰り温泉を考えてありましたので、この代案となりました。


 その観光地は『地獄谷野猿公苑』です。
ここは”スノーモンキー”といった方が有名かと思います。
日本人で知らない人は居ないと思いますが、それ以上に現在は海外からの旅行客に絶大の人気の場所です。
外国人の日本の人気観光地の五指に入ると聞いています。

野猿公苑 (1)
<野猿公苑への迂回路>

 さて私も良く聞いてはいましたが、行くのは今回が初めてです。(初雪のニュースで温泉に入る猿は長野県の定番です)
事前の確認で駐車場から山道を30分程歩くと書いてありました。
それでも山道といっても観光地ですから、綺麗に整備された道路と考えていましたが、これが大間違い。
雨でドロドロの山道でした。
おまけに現在本来の道が工事で通行止めの為もっと酷い迂回路を10分ほど余計に歩かされました。

 ここは最近外国人観光客が八割以上と聞いていましたが、やはり我々以外は大型バス2台のドイツ人のツアー客でした。(約40人位)
ヨーロッパには猿は居ないという事で特に人気がある様で、期待して皆さんこの雨の中”酷道”を黙々と歩いていました。


野猿公苑 (3)
<休憩所からあふれたドイツ人観光客: 猿が出現しない場合はここで待機です・・・来る保証はありません>

 雨降りと、猿が発情期だと温泉に来ないそうで、今日はどうも猿は現れそうにないとの事で、我々は引き上げてきました。
しかしドイツ人観光客はそれでも待合室でじっと待機しているようでした。
10日間のツアーで行程は本日が”野猿公苑”、明日が”白樺湖”、明後日は”飛騨高山”だそうで、たぶん”猿を見る”のがこのツアーの最大の目的のようでした。(本当に残念でしたね)


野猿公苑 (2)
<野猿公苑手前の温泉の吹上>


 私はと言えば、猿なら我が家の畑でそれこそ見飽きているので温泉に入っている猿が見えなくても全く心残りはありません。
それより次の目的地、近くの日帰り温泉(長峰温泉)に入って、大広間でビールを飲んでゆっくり楽しんで来ました。
ここは特に(全く?)”風情”がある温泉ではありませんが、湯温は37~8℃位と低く”イオウ温泉”でゆっくり入ることが出来ました。

 山には登れませんでしたが、たまにはこんな山行があっても良いですね。


2016.09.29