つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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牛伏川を地獄谷から極楽平まで

 お盆で長男が帰省してきました。
本日は天気が良いと言う予報だったので、長男が前から行きたいと言っていた松本の”牛伏川”に奥さんと3人で行って来ました。
このコースを登るのは私は今回で4回目ですが、まだ行ったことが無かった”石切り場”までが目標でしたが、”地獄谷”を登っている頃からパラパラと雨が降って来たので、”極楽平”で引き返して来ました。

牛伏川0813 (1)
<これまでの豪雨で洗われたか、これまでで一番綺麗な流れでした>


牛伏川0813 (2)
<川底: これでも水が流れています>


 今回も登山コースを外れて、ボランティアのご老人が一人で発掘作業を行っている”泥沢”の発掘現場に行って来ました。
当然ながら昨年より作業が一段と進んでいて、左岸の水路の発掘はほとんど終了していました。
今度は新たに右岸の水路に着手した様で”命綱”が下がっていて、こちらの発掘もかなり進展していて、既に石積みが見えていました。

牛伏川0813 (4) <下から見た発掘された”石積み水路”> 

a-牛伏川0813 <上から見た”石積み水路”>

牛伏川0813 (3) <フシグロセンノウ>

牛伏川0813 (6) <今年は山ぶどうも豊作?>

牛伏川0813 (5) <極楽平: ”アサギマダラ”も渡りの為のエネルギー補給のようです>



 往復3時間のピストンとなりましたが、この間誰とも会わない、本当に静かな山行でした。

 下山してきたら、”フランス式階段工”キャンプ場の前の石積み水路で、三重県から大型バスで訪れた大勢の子供たちが賑やかに川の中で遊んでいました。
泳ぐほどの水量はありませんが、川底まで石積ですから、ここは小さな子供たちの夏の水遊びとして絶好の場所です。
キャンプ場にはこれまで3回来ても一度も見たことが無かったテントも5張程張られていました。
電気もありませんし、オートキャンプも出来ませんが、キャンプ場としては最高の環境だと思います。


牛伏川0813 (7)

2017.08.13

『烏帽子岳(2,066mm)』登山

 湯の丸高原にある『烏帽子岳(2,066mm)』に登って来ました。

 所属する山岳会の月例山行でしたが、先週からの本格的な梅雨空で、心配していた天気でしたが、奇跡的な晴天となり無事登って来ました。

烏帽子岳 (1)
<小烏帽子岳>

烏帽子岳 (2)
<烏帽子岳>

 この山は思いの外沢山の高山植物があり、多くの花を楽しむことが出来ました。


a-花3
<(左上)コマクサ、(右上)赤花イチヤクソウ、(左下)ハクサンチドリ、(右下)イワカガミ>


 又丁度この時期”ツツジ祭”が開催されていて、”レンゲツツジ”が麓の山一面を覆っていて、多くの観光客で賑わっていました。
梅雨まっただ中にも拘わらずこの時期何時も悩まされていた雨の心配もない1日で、多くの高山植物の花にも恵まれ、楽しい山行となりました。


烏帽子岳 (3)
<湯の丸高原、ツツジ平のレンゲツツジ>


2017.06.28

スズランを見に行ってきました(入笠山)

 この週末に富士見町の入笠山にスズランを見に行ってきました。

 2週間程前のTVニュースで入笠山のスズランの映像が流れていました。
地元では入笠山は昔から(少なくても50年程前から)スズランの群生地として有名です。
TVの映像は”ドイツスズラン”、これは最近植えられた栽培品種です。
昔から有るのは”日本スズラン”。
入笠山にはドイツスズランは20万株、日本スズランは100万株あるそうです。
日本スズランはドイツスズランより開花が遅く、例年6月末が最盛期です。(それでも今年は更に遅くまだ2~3割程度の開花でした)

 入笠山は小学校の遠足以来です。
遠足とは良く言ったもので、当時の入笠山遠足は大したものでした。
私の記憶が正しければ、遠足の行程は以下です。(逆コースだったかもしれません)

小学校→杖突峠→千代田湖→入笠山→青柳駅=(汽車)⇒小学校 (帰りの汽車以外は全て徒歩)

小学校の高学年だったと思いますが、多分全行程30km以上はあると思います。
それも全て山道です。(今では考えられません)

 今の入笠山は一般的には(観光客)はゴンドラリフトで登ります。
車道は山頂直下まで通っていますが、今のシーズンはマイカー規制で、”沢入登山口”までしか入れません。
今回この沢入登山口から登りました。

a-駐車場
<(左)終末で満車の為路肩駐車、(右)上手く止めればあと数台は入れるのですが?>

a-入口
<入笠湿原への入口: 鹿対策で人間が檻の中に入ります>


登山口から入笠湿原まで、丁度1時間、そこから山頂まで約30分。


入笠山 (2)
<終末の為山頂は結構な人、大量の”アブ”の為長居は出来ませんでした>


それではスズランをどうぞ

入笠山 (3) <湿原のスズラン群生地: 一目100万本?>


スズラン (1) <入笠山登山道のスズラン群生地>

スズラン (4) <スズランの花は葉っぱの下で上からは見えません>


スズラン (3)

スズラン (2)

入笠山 (1)


2017.06.25

八ヶ岳開山祭に行ってきました

 今年も『八ヶ岳・開山祭』で、”北横岳”に行ってきました。
八ヶ岳は地元の山だけに、毎年この開山祭に行っています。
6月の第一日曜日に行われていますが例年梅雨に入る直前の為、天気にはヤキモキさせられています。
しかし今年は天気が安定していて、1週間前から晴天が確約されていました。

 今年も山岳会では2コース(2パーティ)を予定していて、私はもう一人のメンバーと二人で今年も裏側から直登の予定でした。
ところが前日の昨日夕方に突然相方から電話があって、故障で参加不可能の連絡を貰いました。
そこで突如代役を立てる事にしました。・・・奥さんです。

 そこで今朝計画通り、家から車で約1時間の北横岳裏側の”大河原峠”に向かっていました。
ところが此処でも又アクシデント、・・・大河原峠直前、残り5Kmのところで”通行止め”になっていました。
昨年は問題なく行けた所でしたから、今年はもっと雪が少なかったので当然大丈夫だろうと勝手に考えて、確認を忘れました。

 という事で急遽予定変更、北横岳ロープウェー駐車場まで引き返して、ここからゲレンデを登って北横岳にいく事にしました。

開山祭2017 (2)
 <この時期には珍しく、一日爽やかな晴天でした: (左)八ヶ岳、(中央)南アルプス>



開山祭2017 (3)
 <北横岳山頂: これは年に一度だけ、最多の登山者数だと思います>

 それでも”開山祭”の催事には間に合いました。
”晴天なれど風寒し”、フリースやヤッケを着込まないと山頂では寒くて居られません。
今年の催事も例年と同様45分間の長時間でした。

開山祭2017 (4)
<神主の音頭で”乾杯”>

 帰りもロープウェーを使わず、急傾斜のスキーゲレンデを降りてきました。
山頂だけは寒かったものの、本当に一日穏やかな晴天の登山日和でした。

開山祭2017 (5)
<長閑な新緑の山>

開山祭2017 (1)

<今年も記念バッジ(クロユリ+オコジョ)と、赤嶽山神社のお札を頂いて来ました>


2017.06.04

鉢伏山登山

 昨日は所属する山岳会の月例山行で、『鉢伏山(1,929m)』に登って来ました。

 この鉢伏山は先月の長野県の防災ヘリコプターの墜落で6名全員が死亡するという、不名誉な事故で全国的に有名となってしまいました。
この山行は今年年初に既に計画されていたものです。
この事故で墜落したヘリコプターの残骸の回収作業が今月から始まっている為、登山への影響が心配されていました。
山行リーダーが県や最寄りの市の担当部署に確認した結果問題無い事が分かり、計画通り実施出来ました。

 さて今回の登山口は”牛伏寺コース”で、このブログに前に投稿した”フランス式階段工”のある水路です。
これまで夏と秋の2度行っていますが、ここは今回の新緑の芽吹きの時期が一番良い様に思います。
又今回参加メンバーで発掘された石積み水路を見た人は一様にこの偉業と景観に感激していました。

ただこの水路発掘がまだ全体の1%にまで行っていないと思われるのが甚だ残念です。


鉢伏山登山 (1)
<フランス式階段工: 新緑で今が一番の景色です>



鉢伏山登山 (4)
<明治の偉業の石積み水路、今も綺麗な水が流れています>


鉢伏山登山 (2)
<明治時代の石積水路: 発掘が行われていて、昨年より見事な景観となっていました>


鉢伏山登山 (3)
<山全体が石積です: 手前の草の下も全面石垣になっているはずですが、今はまだ見えません>



鉢伏山登山
<ここで一人で発掘作業を行っているボランティアの方に今年もお会いしました: 右端の方>



 今回はフランス式階段工を見た後、鉢伏山まではマイクロバスで移動しました。
ところがこの鉢伏山、自動車道なのですが登山口までの道路の狭い事、軽自動車同志でもすれ違い困難です。
おまけに駐車場料金が¥3,000也。(マイクロバスの場合、乗用車は¥1,000)

 ここには昔1度だけ来たことがありましたが、すっかり変わっていました。


鉢伏山登山 (5)
<自然破壊の登山道: 最近ブルトーザーで造ったようです、横にある昔の登山道の方がよっぽど歩き易い道です>


 高い駐車場料金は取られるは、自然破壊の登山道は歩かされるは、ヘリコプター墜落で”前鉢伏山”への登山道は立ち入り禁止で行けないは、折しも天気が悪く頂上からの眺望はほとんど見れないは。
素晴らしい石積み水路を見た後だけに、最悪の山となりました。
もうこの山に行くことは無いと思います。


鉢伏山登山 (6)
<ヘリコプター墜落の為、これより先入山禁止>


2017.05,19

安全登山講習会

 先日所属する山岳会で『安全登山講習会』を開催しました。
最近栃木県の高校山岳部対象の雪山登山講習会での雪崩死亡事故があったばかりで、安全登山に対する関心が高まっています。
ただ我々の安全登山講習会は、この事故を受けて実施したのではなく、年初に計画した年間計画の中で行われたイベントです。
しかし事故の影響もあってか、講習会には思いの外沢山の方の参加がありました。


 所属している山岳会でも御多分に漏れず、会員の高齢化が進んでいます。
従ってアルプスの様な高い山も極近くにある恵まれた環境にある山岳会ですが、最近は山行といっても危険性のある山には残念ながら登っていません。(本当は行きたいのですが)
普段は里山程度の山ですが、それでも痩せ尾根があったり、岩場があったりで転落等の危険性は低山であっても侮れません。
『山は高きをもって、尊しとせず!』です。


 山岳会もかつては冬山も積極的にやっていましたので、冬山用テント、ザイル(11mm、9mm ×40m)や細引き、カラビナ等も一通りあるのですが、これら共同装備は重くてかさばるので最近出番が全くありません。
今回その代りに個人装備として、カラビナ、スリングを全員が山行では常に持参することになり、保有していない人には購入してもらいました。
同時にザイルに代わって、Φ6mm×20m”細引き”も山岳会の共同装備として2本追加しました。


レスキュー用具
 <個人持ちの為購入した安全装具>


 使い方は本やNETで調べても分かるのですが、独学では確実性、安全性に欠けるので、対象者を集めて実技講習会を行う事になりました。
今回はその使い方の講習会の開催でした。

安全講習会 (1)
<講習会1>


安全講習会 (2)
<講習会2>



 これらの簡単な”ロープワーク”でも初めての人には最初中々理解出来ないようでしたが、それでも1時間半の講習会の最後には全員一通り出来るようになりました。
参加者には「後で試験をして、習得できていない人は、山行への参加を認めません。」とか、「何時使うか分からないので、真っ暗な中で手探りでも出来るように、しっかり練習してください!」 とちょっと脅しは掛けて置きました。
ただ実際使う機会はほとんどないので、今後どこまで実戦で使えるかは甚だ疑問です。(・・・使わないに越したことはないのですが)
それでも一度やり方を経験して置けば、もしもの時にきっと役に立つと思います。
あくまでも”保険”です。



 という事で、本日は今年度最初の山行に行ってきました。
伊那にある『戸倉山』です。
この山は地元では「伊那富士」と呼ばれていて、標高1680mながら登山口から頂上まで急登の連続です。
又頂上からの展望は素晴らしく、360°北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰など日本の3,000m級の山のほとんどを見る事が出来ました。(富士山だけは残念ながら見えません)
半年振りの山登り、冬場の運動不足で確り疲れましたが、好天に恵まれ、久し振りに楽しい山行が出来ました。

戸倉山 (1)<五合目付近>

戸倉山 (2) <山頂からの中央アルプス方面>



2017.04,10

トレーニング開始

 3月に入って晴天続きで、気温も上がってきたので、今年の山登りの為にトレーニングを開始しました。

 この冬場は暖かかったにも関わらず、ほとんど運動もしなかった影響で、例年以上に体重増加です。(但し恐ろしくて体重計には乗っていません)
本日昼は異常に暖かかったので思い切ってトレーニングに行ってきました。
しかし最初から何時もの山道登りは無理なので、起伏の多い水平歩道を5kmほど歩いて来ました。

 この道は山の麓の沢をいくつも横断する道なのでアップダウンが沢山あり、思わず”インターバル速歩”の様な運動になってしまう道です。
本来のインターバル速歩は3分負荷を掛け、次の3分は負荷をなくす運動の繰り返しの様ですが、この山道は1分登って1分降る、30秒登って30秒降るといった運動の繰り返しです。
これが効果的な運動なのかどうかは分かりませんが、誰にも会わずに密かに行う事が出来るので気に入っています。


 本日は初日なので、その道の延長上にある、”福寿草園”に行ってきました。
途中から道が良く分からなくなったので、一旦200m位下まで降りて登り返すことになり、思いの外結構な運動量になりました。

福寿草園 (1)
<福寿草園1>

福寿草園 (2)
<福寿草園2>



福寿草園 (3)
<この福寿草は自然ではなく栽培している方が居るので、横から見ると一列に通りが揃っているのがやや興醒めです>



帰りは同じ道を帰らないといけないのですが(トレーニングにならない)、最大のアップダウンの道をショートカットしてしまいました。
(笑 ・・・笑い事ではないのですが)

 そのショートカットの道端で”フキノトウ”の群落を見つけました。
まだ日影には所々雪が残っている道で、フキノトウはこの一箇所だけでした。(美味しい春を見つけました!!)

福寿草園 (4)


2017.03.20

忘年会

 12月に入りいよいよ忘年会が始りました。
 本日は所属する山岳会の忘年会でした。
毎年山岳会が最初の忘年会でしたが、今年は既に2回目です。(気の早い処が多くなりました)

 私の場合、忘年会も昔ほど回数は多くありませんが、それでも地区や各種団体で行われる忘年会は義理で出ていく様なもので、気が重いのですが、この山岳会の忘年会はまったくそんなことはありません。
仲間に会えるのが本当に楽しみの忘年会となっています。
1年間山登りには一度も参加していない人でも、忘年会だけには参加される方が居てそんな人に会えるのもまた楽しみのひとつです。


 今年は計画した月例山行の半分近くが雨に祟られた年でしたが、58年続く無事故登山を継続出来てまずは良い1年でした。
会長から再来年には60周年記念行事を行いたいと言う計画の発表がありました、そこまで是非無事故登山を続けたいと思います。



山岳会忘年会 (1)
<会長挨拶・・・今年は特に長かったようです>


山岳会忘年会 (2)
 <今年の諏訪の忘年会の”締め”はどこでも”御柱のきやり”です・・・どこかで見た様な御方?>


2016,12.05

登山・レスキュー用具

 先日の山岳会の登山で久し振りに”ザイル(レスキュー用具)”を使った件の投稿をしました。
お蔭で全員無事に下山ができました。
そこで、この時使った”レスキュー用具”を今後の山岳会の登山ではパーティ全員が『個人装備』として携行してもらいたいと思って検討していました。



レスキュー用具 (1)
<レスキュー用具: (左)カラビナ&ロープスリング、(右)ザイル(細引き)10m>


 実はその時、レスキュー用具をザックから取り出したのですが、これはこれまでも山行には必ず携行していた物ですが、使わないままビニール袋に入って何年もザックの底にありました。(こういった物は、”保険”みたいなものです)
その為取り出すと確り絡まっていて、解くのに苦労しました。
岩場の急斜面でその作業にもたついて、少し時間が掛かってしまいました。
もっとスマートに(短時間に)出来ないかと思って帰って来てから検討していました。

 その結果以下2方法が良さそうだと分かりました。

(1)海老巻(海老結び)方式

 ・これは”岡っ引き”や”鳶(とび)”、”火消し”が昔から使っていたという、日本古来の伝統的方法だそうです。(鼠小僧も?)


 レスキュー用具 (2)
 <海老巻: 形状がエビに似ているのでこの名前が付いたようです>


 ・詳しい方法はWEB検索で、”海老巻ロープ”や”海老結び”をキーワードに検索すると、HPに丁寧に図解したものや、動画が沢山ありますからそちらで見てください。
・この方法でやると形が確り纏まっていて、これから何年でもザックの底に入れて置いても問題なさそうです。
・ただ欠点は、解いた後結構な”撚り(ねじれ)”があり、キンクを起こし易いので解いた後多少修正(しごき)が必要です。


(2)スタッフバック(ロープバッグ)方式


・この方法はクライミング用ザイル収納の基本の様です。
・ザイルを一旦綺麗に伸ばすか、軽く巻いて置いて、そのザイルの片方の端末を専用の袋(スタッフバック)の底からランダムに(無造作に)積み上げる様に押し込んでいって最後の端面を袋の口から出しておく。(綺麗に入れると絡む)
・使用時は、袋の口から出ている端面を持って引っ張り出すと、絡まずに引き出せる。(端面を”エイトノット”にしておくと良い)

・この方法はザイルの長さに合った袋を準備するだけで、収納には技術をまったく必要としないので、誰でも直ぐに使えるのが良いと思います。(”ロープバッグ”と言う専用の袋も販売されているようです)
・又引き出したザイルは一本になっているので、キンクも無くそのまま即使用可能なので便利だと思います。


レスキュー用具 (3)
<ロープバックに収納: バッグは百均で購入した”ペットボトル保冷袋”>


 以上の結果から今後は”スタックバック”方法を正式採用したいと思います。

 ただ”海老巻方式”は見た目の綺麗さ(機能美)で捨て難い魅力があります。(流石日本の職人芸!!)
という事で、一般の人には誰でも使える”スタッフバック方式”を薦めることにして、自分は”海老巻”を使ってみようかな?

2016.11.23

明治・大正時代の治水工事

 今日は朝起きると外は濃霧でしたが、それが晴れると、快晴の素晴らしい天気となりました。

 こんな日は家に居てもつまらないので、奥さんと紅葉見物に行くことになりました。
行く先は”松本市の牛伏寺(ごふくじ)の上の水路”です。
ここで明治・大正時代の治水事業のそれはそれは素晴らしい遺構を見てきました。
オット訂正、遺構ではありません、作られたのは明治大正時代ですが、今でも現役です。


 ここは『牛伏川フランス式階段工(うしぶせがわ フランスしきかいだんこう)』で、国の重要文化財に指定されています。
ただ有名かと言うと・・・”否”です。
私も現役時代ここから少し離れたところに会社があり10年間も毎日通っていたのですが、現役時代には聞いた事がありませんでした。
その水路の脇にある”牛伏寺(ごふくじ)”は厄除け祈願の寺で非常に有名であったので、退職後一度行ってみたいと思っていて、NETで捜していてこの水路の事を知りました。


牛伏川治水事業 (1)

牛伏川治水事業 (2)
<牛伏川フランス式階段工: 一般の人はここだけ見て帰ってしまいます>


牛伏川治水事業 (9)
<通行止めの様に見えますが、ここから上が核心部です(車は通行止め)>


 今年夏の終わり頃初めて見に行ってきました。
その時は、単なる観光地のつもりだったので、足回りも服装も何の準備もなく行ってしまいましたが、ここは少なくても”トレッキング”程度、出来れば登山装備で行かないと楽しめない事がわかりました。
周囲は広葉樹が多かったので、秋の紅葉頃再訪したいと考えていて、今日昼頃思い立って行ってきました。


 紅葉見物には少し遅過ぎました。
それでも”牛伏川フランス式階段工”にはチラホラ人影がありました。
しかしそこから上部は人も居ず、道も狭く車も入れない登山道で、熊が出ないかと心配になりました。(熊除けの鈴を持ってくるのを忘れていました)

 まず本来の登山道のある沢(日影沢&地獄沢)とは反対側の沢(泥沢)に入ってみました。
暫く細い道を進むと、一人のお年寄りが倒木に腰掛けて、ノコギリの目立てをしていました。
その周囲の沢はそこまでの間見て来た沢の風景とは全く異にしていました。
石が敷き詰められた水路が、最近作られたように綺麗なのです。

牛伏川治水事業 (6)
<発掘前の水路: 土に埋もれていて石積は見えません>

牛伏川治水事業 (4)
<発掘された水路: 小さな沢筋にも石積の川底>


 その人と暫く話をしました。
その人は、昔作られた水路が土に埋もれて見えなくなっているのが忍びないと、一人で発掘作業をしているとの事でした。(週休2日で作業しているそうです)
機械を使わず、全て人力で行っているとの事で、水路1本の作業に1年からそれ以上掛かるとの事ですが、既に綺麗になった水路や、石垣が何本も見えていました。
掘り出された水路の石積は本当に最近作られた様に綺麗で感動物でした。
これは気が遠くなるような作業です。


牛伏川治水事業 (5)
<発掘された水路の石積>


牛伏川治水事業 (10) 牛伏川治水事業 (11)
<明治・大正の建設当時の記録写真: 全山石積されていますが現在その姿は見えません(機能はしているそうです)>



牛伏川治水事業 (8)
<現在の地獄谷>


 この水路は最下流の”フランス式階段工”だけに光が当たっていますが、核心部は上流の沢筋です。
この部分は現在ほとんどすべてが土に覆われていて建設当時の状況は全く見る事が出来ません。
しかしこのご老人の発掘した水路を見ると本当に感動です。

 建設当時の写真を見ると全山石積されています、当時の人々の技術と努力に脱帽です。
この遺構(失礼現役です)がもっと世に出ても良いのではないかと思います。
『世界遺産』に登録する位の価値がある様に思いますが・・・?


牛伏川治水事業 (7)
<今回の到達地点: 次回もきっとあります>




2016.11.13