つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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はりみ(貼箕)

 『はりみ(貼箕)』と言うものがあります。
和紙を貼り重ね柿渋を塗って強度アップと耐水性を持たせた”紙製チリトリ”です。



 この”はりみ”を”石臼製粉”の粉集め用に使っています。
これを使う理由は軽くて丈夫なこともありますが、一番の理由は”静電気が起きない”ことです。
微粉末を扱う上で静電気は大敵です。

 現在使っている”はりみ”は奥さんのパン製造用に購入したものです。
石臼製粉用に使ってみて非常に具合が良いので是非欲しくなりました。
購入しても良いのですが、この”はりみ”を調べていてどうしても自作してみたくなってしまいました。
それはこれが紙(和紙)を”コンニャク糊”で貼り合わせて、仕上げに”柿渋”を塗って作ってあるらしいのです。
材料は全て揃っていますからこれは作るしかありません。


A柿渋0 <はりみ:市販品>


Aはりみ1 <製作過程>


A柿渋3 <コンニャク糊で和紙を重ね貼り>


A柿渋5 <完成品/(上)市販品/(下)自作品>


 最初作り方が良く分からないのでいい加減に造った結果、左右非対称の見た目の悪い物になってしまいました。
そこで再度慎重に作り直したのが<写真の右端>です。
色はムラ、ムラですが形はまずまずとなりました。

2013.02.05

石臼・粉受け皿

 先に整備した石臼で時々製粉をしています。
製粉した粉を集めるのに石臼の下に大きい紙(使い古しのカレンダー)を敷いています。
しかし十分大きな紙でないのと縁がないので、時々粉をこぼしたりして苦労していました。

 そこで石臼の下に置く『粉受け皿(箱)』を作ることにしました。

 最初は市販品に良くある簡単な四角の箱を設計しました。
その材料探しをしている時、ふとトベランダの隅の”漬け物桶”が目に入りました。


A石臼受け箱1 <底抜け古桶>

 これは昔実家から漬け物桶としてもらった物ですが、何時か使わなくなり燃やすのも忍びないと思ってベランダの隅に放置したままでしたが、今は朽ち果てる寸前のようなものです。
底は落ちて割れていましたが側面はまだ確りしていたのでこれを使って”丸い受け皿”を作ることに急遽設計変更しました。


タガを締めて、ワイヤーブラシで磨いたら大分綺麗になりました。

A石臼受け箱8 <ワイヤーブラシ磨き→コンパネの底はめ込み>


A石臼受け箱7 <樽切断→粉回収穴明け→柿渋+クルミオイル塗装>


A石臼受け箱10 <完成>

2013.02.03

”精粉”からコンニャク作り

最低気温 <最低気温:(左)本日、(右)昨日>


 今朝の最低気温は今季最高の-14℃、昨日は-12.5℃を記録しました。
流石に最低気温が-10℃を越えると寒くて作業場での仕事は出来ません。
しかしこの寒さを喜んでいる人達も居ます。
”御神渡り(おみわたり)”関係者です。 今諏訪湖の氷の厚さは10cmくらいあるそうです。
更にこのまま-10℃が2~3日続くと今年も”御神渡り”が見られるようです。



 さて”石臼挽き精粉”でコンニャク作りを行いました。


 先日石臼で荒粉を製粉した”精粉”からコンニャク作りをやってみました。
前回電動ミル(ミルサー)で製粉した粉を使ったコンニャク作りでは、かなり不満がある結果でしたので、再挑戦です。

<材料>
 ・石臼挽き精粉  :50g  
 ・炭酸ナトリウム :15g
 ・水        :1.5リットル・・・コンニャクは水が命だそうなので湧水です

<作り方>
 
 ・精粉をお湯(60℃)に溶かす ⇒ 30分放置  ⇒ (空)練り  ⇒ 炭酸ナトリウムを投入し練り
 ⇒ 型(今回蕎麦練りボール) ⇒ 30分放置  ⇒ たっぷりの湯で30分茹でる


 A精粉こんにゃく1 <原材料 ~ 混合 ~30分放置 >


A精粉こんにゃく2 <空練り ~ 炭酸ソーダ投入 ~ 成形>


 前回全ての工程を素手で行ったところ、後で手が痒くなってしまったので、今回は炭酸ナトリウムの投入後の掻き混ぜだけ素手にして、それ以外の工程は”泡立て器”を使いました。
この方法で問題なく出来ましたが、全て泡立て器だけでも良さそうな気がします。
今回は手の痒みはありませんでした。
一説によると痒みの原因成分が”とび粉”の中にあるとの事で、今回とび粉が少ないのでその関係かもしれません。


A精粉完成 <完成品煮沸> 

A精粉7 <さしみコンニャク>


 完成したコンニャクは前回の”ミルサー挽き粉”を使ったコンニャクに比べ”ザラザラ感”が無くなり食感は非常に良くなりました。
これなら何処に出しても恥ずかしくない仕上がりです。
色が前回のミル挽き品に比べて大分薄くなりましたが、私の好みでは前回の色の方が昔のコンニャクの様で懐かしくて好きです。

2013.01.19

コンニャクの石臼製粉

 石臼を使って”コンニャク荒粉”の製粉をやってみました。 

 先に”コンニャク荒粉”を”電動ミル”で製粉してコンニャクを作りました。
初めてのことで苦戦しましたがこれはこれで美味しく食べることが出来、それなりの評価をもらいました。
しかし舌触りだけは少し”ザラザラ”でイマイチでした。
原因は電動ミル製粉で出来た粒子のサイズが大き過ぎたのではないかと思います。



 今回は電動ミルに代えて”石臼”で製粉してみました。
石臼を整備した本来の目的がこの”コンニャク荒粉”の製粉です。


Aこんにゃく石臼製粉2 <石臼で3回製粉>


 石臼挽きした粉を2種類のフルイで分けました。
①蕎麦粉用フルイ :メッシュ不明ですが非常に細かい
②ケーキ用フルイ :比較的目は粗い
この①のフルイを通った粉が”とび粉(デンプンの多い粉)”で、①を通らず②のフルイを通った粉が”コンニャクマンナン”の含有率が高い所謂”精粉(せいこ)”だと思います。
”とび粉”を除去して再び石臼に投入するのを3回繰り返しました。
”コンニャクマンナン”の粒子を小さくするのは結構大変な事です。


A製粉上がり <製粉後2種類のフルイで分類>


 <今回の石臼製粉結果>
  ・投入荒粉重量  : 164g
  ・精粉重量    : 127g (77.4%)  
  ・とび粉重量    :  21g (12.8%)
  ・廃棄その他    :  16g ( 9.8%)・・・この内実際に回収出来たのは3g、13gは不明/飛散した??

 
 この石臼はコンニャク荒粉の製粉では非常に優秀なことが分かりました。
前回上手くいかなかった大麦の製粉からもう少し”目立て”が必要と考えていましたが、一旦このまま使ってみる事にします。

2013.01.17

大麦製粉

 ”石臼”で『製粉試験』を行いました。

 整備の為の石臼の上げ下ろしで腕が疲れてしまい、途中までしか整備が終了していない石臼ですが試しに”製粉”を行ってみました。
試験用に”失敗しても良い物”が無いか考えた結果、前に栽培したものの利用出来ないでいた”ビール麦(大麦)”を使うことになりました。



A大麦粉1  <ビール麦です>


 最初ビール麦を上臼の投入穴に全部突っ込んで廻したところ、丸のまま外側に飛び出して来ました。
麦の粒がコロの様になって重い石臼を浮き上がらせてしまって、全く粉砕できなかったのです。
そこで一旦全て掻き出して再度回転させながら少しづつ投入してたところようやく粉が出てきました。


A大麦粉2 <1回目製粉終了>


A大麦粉3 <製粉状態>


A大麦粉4 <3回目製粉終了>


 フルイで振るい、荒い粒子だけ石臼に再投入して製粉、これを3回繰り返して終了。

<結果>
・投入したビール麦(大麦)の量 : 114g
・製粉重量              : 90g  ⇒ 回収率 78.9%
・掛かった時間           : 約60分

製粉作業は中々大変ですが麦の粒が次第に微粉になっっていくのは面白いですね。
大麦を投入すると回転させる力は思っていたより軽くなり、楽にと云う訳ではないですが片手でも廻す事が出来ました。
臼をゆっくり定速で回すのが製粉のポイントの様です。(20rpm位)
しかし蕎麦打ち1回分(蕎麦粉500g)を同じ様に製粉するとなると、少なくても2~3時間は掛かるのではないでしょうか ?
これは体力勝負です !!

 さて今回の試験で問題点が分かりました。
多目に粒が入っても石臼が持ち上がらず効率良く製粉が出来る様にもう少し深い”目立て”が必要なようです。

 
 それと今回製粉に使った”ビール麦”ですが、捨てる積りでいましたがまだ沢山あって勿体無いので製粉して何かに利用出来ないか検討することにしました。


2012.12.25

石臼整備

 『石臼』の整備を始めました。


 何しろ”石臼”の現物を間近に見るのも使うのも初めてです。
回転方向があることも知りませんでした。(反時計廻りです)
NETでひとつひとつ調べながらの整備となりました。


 まず”当たり”を見ます。
当たり箇所を見やすくする為、一般的に確認の為チョークや炭を塗って行うようですが、濡れた布で表面を拭いてから回転させると”当たり箇所”が非常に良く見えることがわかったのでこの方法で全て行いました。


A石臼1 <石を濡らして取りあえず両手で回転させます>

A石臼2 <1回目:当たりが内側過ぎるようです>

A石臼3 <1回目の研磨:当たり箇所だけ研磨>

電ドルに”軸付き砥石”を付けて、上下臼の当たり箇所だけ研磨します。
ディスクグラインダーに石研磨専用のディスクを付けてやるのが効率的のようですが、無いのであるものでやっていますが砥石がどんどん減ります。
これを何回も繰り返し当たりが最外周だけになるように修正していきます。


A石臼4 <5回目:当たりは少ないが外周に移動しています>


A石臼5 <10何回目??:外周に当たりが出てきました>


 何しろ石臼は重いので、持ち上げるのも大変になってきてこの辺で一旦研磨終了。
以降実際に製粉して様子を見てから判断する事にしました。


A石臼6 <仮ハンドルなので位置を横にずらせて取り付け>

 試験の為”仮ハンドル”を取り付けました。
本来は”L字型”の木の枝を使うようですが適当なものがないので、この様な木片(栗材)を加工して番線で固定しました。
ハンドルは昔(40年前)の登山用の”家型テント”のポール・トップ(フライを取り付けるための軸)を2個重ねて使用。
両手で廻してもハンドルが個々に回転出来るので石臼を軽く廻すことが出来ます。
非常に具合がよいのでこのまま恒久としても良いのかもしれません。

2012.12.23

石臼

 奥さんの実家で”石臼”を見つけました。
 漬け物小屋で”漬け物石”になっていました。 



 前から蕎麦粉の自家製粉用に”石臼”が欲しいと思っていましたが、ここに来てコンニャクの”荒粉”の製粉用に是非欲しいと思っていたところでした。
”荒粉”は非常に硬いので”ミキサー”や”フードプロセッサー”で粉砕すると機械を傷めてしまう様なのです。



A石臼1 <石臼上下>

 この石臼、”目”が少し湾曲しています。
WEBで調べてみたら日本の石臼は直線がほとんどで、”曲線目”は非常に珍しいようです。
しかし欧米では曲線が主流で、小麦や大麦の製粉では直線より効率良く製粉出来るそうです。


 石臼での製粉加工がどのように行われるのか”石臼の目”の動きを確かめる事にしました。

A石臼2 <写真から目を透明シートに転写>

A石臼3 <シートを切り抜いて重ね回転させてみました>


 この結果石臼はかなり偏芯していることがわかりました。
この為余計外側に押し出す力が働くように見えます。
それにしても昔の人の知恵は凄いですね。
これは実際に製粉をしてみないわけにはいきません。

 しかし長い間”重石”として使われてきた物ですし、回転させる為のハンドルもありません。
早速この石臼を整備する事にしました。

2012.12.21