つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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屋根板作り(その2)

  実施が延び延びになっていましたが正月に考えた『屋根板製造法』をやってみました。


屋根板分割法 <屋根板製造法>


 既に良い”栗丸太”がなくなってしまっていたのですが残り物で一通りやってみました。


A板割りA <ここまでは一先ず順調でした>


A板割りB <一見善さげに見えますが・・・>


 この方法で一応”屋根板”になりそうな事が分かりました。
実際には原料の丸太が節だらけで、均一な厚みの板にはなりませんでしたが、この方法は間違っていないと思います。
”木の素性”さえ良かったら問題なく屋根板が出来たと思います。


 昨年石窯小屋に張った昔の屋根板の長さはどれも50cm以上ありました。
それだけの板を取る『枝なし(無節)の栗丸太』が昔は沢山有ったと言うことですね。
それにしても屋根の上に何重にも重ねて置く屋根板の必要枚数を考えると、造るのは本当に気が遠くなる作業だったと思います。

 このことだけでなく色々古い物の修理をするに付けて、昔の人は今の様に物資豊富では無いのにもかかわらず本当に良くやった物だと感心させられることしきりです。

 さて今回出来た”木っ端”はクッキングストーブの燃料として有効に使わせていただきます。


2013.04.23

屋根板作り

 ”屋根板の製造方法”が大分分かってきました。

 石窯の小屋掛けは終わったので屋根板はもう造る必要も無いのですが、屋根板の作り方だけでも確立しておきたいとこの暇な正月を使って執念深くWEBを調べていました。


 あまり明確な製造方法が載っているサイトがありませんでしたが、断片を繋ぎ合わせた結果概略の屋根板製造方法が分かりました。

<”推定”製造手順>

 ①丸太を四つ割りにする。(ミカン割)
 ②外周の白太部分を削除
 ③原料厚みとして1寸2分(36mm)又は2寸4分(72mm)に互い違いに割る。(正目取り)
 ④原料板の厚みを折半、折半で割る。
 ⑤最終厚みは3分(約9mm)とする。
 ⑥あまりに厚みが不均一となった板は銑(せん)と云う刃物で削って平らにする。



屋根板分割法 <屋根板分割方法>



この結果断面は三角形でなく板厚均一な板になります。

 後日(温かくなったら)実際の丸太でこの方法を検証してみたいと思います。


2013.01.05

石窯小屋掛け完成

 石窯の小屋掛けが完成しました。


 ”屋根板”張りの最後に屋根の周囲に幅の狭い板をぐるっと張り廻し(化粧板)見た目を良くして完成です。
雪が降る前に完成させたいと焦っていましたが、残念ながらこれには間に合わせることが出来ませんでした。
サイズや厚みが違う屋根板を全面に張っていくのは中々大変な作業でしたが、終始楽しみながら出来ました。
最初水を掛けながらタワシでゴシゴシ洗ってみたところ、表面は結構綺麗になりましたが、汚れていたほうが見た目が面白いので止めてしまいました。(寒いと云う事もありますが・・・)
完成してみるとこの汚れた古い屋根板のモザイク模様が中々渋い良い味を出しています。
所々隙間があるのが愛嬌ですが、防水シートを下に幾重にも張ったので防水性は十分確保出来たハズです。



A側壁右 <完成した小屋>


A板屋根上2  <板屋根です>


A板張り屋根 <裏も含め全周板張りです>


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 ところでこの『ロケットストーブ石窯』がDIY専門誌”ドゥーパ”に小さく掲載されました。
ドゥーパの編集者がこのブログの”U字溝ロケットストーブ”を偶然見つけ掲載させて欲しいとの打診がありました。
”U字溝ロケットストーブ”だけでは新奇性に乏しいので、製作途中の石窯の写真も合わせて載せていただきました。


A掲載記事 <大分前の写真ですが”ドゥーパ”に載りました>


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2012.12.19

板屋根張り

 屋根板張りを壁面でしっかり練習したので次にいよいよ”屋根に屋根板を張る”工程です。


 屋根の張り方は壁の張り方と全く同じに行います。
昔は屋根板だけを幾重にも重ねて、雨漏り対策としたようですが、今回は屋根板と防水シートと交互に重ねて張っていきます。

この作業内容をもう少し詳しく説明しますと、・・・

<板張り方法>

① 全体に防水シートを下側から重ね合わせて張る。(シート固定はタッカー使用)
② 最初は屋根の最下部に長さを半分(約25cm)に切断した屋根板を張り付け、木ネジ(本来はクギ)で固定。
③ 1枚目の屋根板の上に防水シートを張り、タッカーで固定
④ 長いままの屋根板(約45cm)を下の屋根板の隙間を埋めるように重ねて張り、木ネジで固定
⑤ 防水シートを張る。・・・完成時防水シートが見えないように板の下端からずらして張る。
⑥ 屋根板を下の板の端面に等間隔で、且つ下の板の隙間を覆う様に張る。

・・・以下屋根板と防水シートを交互に重ねて張っていく。

⑦ 最後の1列の板は長さ調整の為切断して張る。(今回長さ約15cm)



A屋根1 <屋根板1枚目>

A屋根2 <1枚目の防水シート重ね張り>

A屋根3 <屋根板2枚目+防水シート張り>



A屋根4 <屋根板3枚目>


 同様に4枚目、5枚目と”屋根板”と”防水シート”を交互に張っていきます。
最後の列を張り終えた後、横向きに押さえと外観向上の為幅の狭い板で固定しました。(本来のやり方は不明です)


A屋根7 <これが完成した”板屋根”です>

2012.12.17

屋根板張り

 石窯小屋の『屋根板』を張り始めました。


 材料は先日発見した昔の『千枚板(屋根板)』です。
自作の屋根板製造もまだまだ挑戦中で、見つかった屋根板を見ながら製法を研究していますが今だ良く分かりません。
自作品は出来るか出来ないかも分かりませんし、出来たとしても優に冬を越しそうなのでこの際苦肉の策です。


 さて最初は練習も兼ねて作業のし易い側面の壁から開始。
先ず壁全体に”防水シート”を張ります。
専用防水シートもあるようですが、今回幅300mmの”畦畔(けいはん)シート”(田圃の漏水防止シート)を使いました。
耐久性が高くて、安いのが一番の選定理由ですが、幅を切る手間が要らないのも大きな理由です。
昔作業小屋を自作した時、基礎コンクリートと防腐土台の間に”防水シート”の代用としましたが今のところ問題ない実績があります。



A防水1 <防水用に畦畔(けいはん)シート>



A防水シート張り <全体に防水シート張り>


A板張り 側面2 <側面の板張り>


 ”屋根板”は幅も厚みも不揃いで、更に長期保管で風雨に晒された為”反り”の大きな物があったりて非常に施工が難しいです。
順番に張っていく必要があるので後から気が付いて途中の1枚だけ修正したいと思ってもそこまで剥がさないいけないので諦めたところもあります。(いっぱい)
美的センス(?)も要求され中々手間の掛かる作業でした。

2012.12.15

『屋根板』発見

 『屋根板』造りに相変わらず苦戦しています。
中々上手く割れません。
これは習熟の問題ではなく根本的に製法が違うようです。



 さてそんな時、奥さんの実家の屋根の上から”屋根板”を発見しました。

  義父に”屋根板”を自作している旨話をしたところ、古いのが屋根の上に載っているとの事。
少し前まで裏の屋根の一部が板屋根だったそうで、その葺き替えの為程度の良い板だけ補修用に少し取ってあったそうです。


A屋根板 <”屋根板”発見>

 今はもう板屋根は無く必要がなくなったと言うので、この屋根板をそっくり頂戴しました。

 改めてこの板を見ると非常に綺麗な正目板で、断面も厚みが均一で三角形になっていません。(三角形の物も僅かにありましたが)
これはどうやって割ったのでしょうか?

2012.12.11

屋根板製作

 石窯の小屋掛けに使う『栗の屋根板』を造っています。

 しかしまだ板と呼べるものが出来るレベルに達していないので、”試作”を繰り返しているといったところです。


A板割り1 <栗丸太のミカン割>

A板割り2 <これが本来の割り方のようです>

A板割り3 <この割り方は邪道ですがやっぱりダメですね>

A板割り4 <(上)屋根板らしき物、(下)失敗したゴミの山>

 中々旨く板に出来ませんが、多少板らしき物が出来る様になりました。
しかし使えそうな物はほとんどありません。

 板(らしき物)の断面は平行ではなく三角形になってしまいます。
ですから、最終仕上げは鋭角部をカットして(板幅を狭める)のだと思います。
これで良いのかは実のところよく分かりません。

 と云うことは、屋根板は断面が三角形の板(厚みが一定でない板)を敷き詰める構造になりますがこれで正解なんでしょうか・・・??

2012.12.07

よこづち(横槌)

  『よこづち(横槌)』って知っていますか?

最近余りお目に掛かりませんが藁細工等で使う”藁打ち木槌”の様な形の木槌です。

201201101 昔の藁打ち横槌

 米作りを止めてから大分経つので、藁も無くなり正月の”注連飾り”の自作も出来なくなって出番がありません。
今回ノミやナタを叩くのに使う小振りの木槌が欲しくなって作ってみました。

 最初考えていた”よこづち”の構造は輪切りにした丸太の中心に穴を明け、別材の柄を打ち込んであるものと思っていましたが、調べてみると”一体構造”なんですね。
1本の丸太から細い柄の部分を削り出すのが本来の製造方法のようです。
強度、耐久性を考えると納得の構造です。


201201102 原料は栗の枝、約Φ90mm

201201103 テーブルソーで溝入れ(長さ30cm)

201201104 柄の部分をノミで荒取り

201201105 ”削り馬”で仕上げ削り

201201106 完成品(最大径は丸く修正したのでΦ80mm)


 この1本目が思いの外簡単に出来、仕上がりも良かったので当初木工旋盤で作る予定だった2本目の一廻り小さい”よこづち”も同じく手作業で作ってしまいました。
どちらも加工時間はそれぞれ丁度1時間でした。


201201107  重量(奥)650g、(手前)400g

 さてこれを何に使うか ?
”石窯”の小屋掛けに使う”屋根板”の製造用です。


2012.12.03

『屋根板』つくり

 石窯の”小屋掛け”では当初から屋根と周囲に板を張ろうと考えていました。
その板は『千枚板(屋根板)』です。


A伊那の古民家  <信州の板屋根古民家/生田緑地>
 


 古民家と言われる家の屋根の代表格は”茅葺屋根”と”板屋根”の2種類です。
”板屋根”は一般には”石置き板屋根”として全国的に分布していたものだそうです。
40~50年前はまだこの辺でも『板屋根』の家を見ることが出来ました。
しかし最近は”茅葺屋根”の家は時々見かけますが、”板屋根”の家はまったく見ることが出来なくなりました。
その”板屋根”に使われていた『屋根板(千枚板)』と同じ物を自作して、小屋の屋根と壁に使う計画です。

 ”屋根板”の材料は”栗”です。
栗は腐りに強く、昔から雨が当たる屋根材に使われています。


千枚板工具 - コピー <”屋根板”製造道具/どこかの民族資料館から拝借> 


 この栗の木を薄く剥ぐ道具が以前奥さんの実家から出てきた”古道具”の中ににありました。
『剥ぎナタ』と呼ぶようです。
最初見た時何をする道具か分かりませんでしたが、色々調べていくうちに『剥ぎナタ』であることが分かりました。

A剥ぎナタ <剥ぎナタ>

今回これを使って栗の木から薄板を作る計画です。
原料の栗の木は”立ち枯らし”と言う方法で既に3年前から乾燥させてあります。
これを長さ30cm程で輪切で伐採して、原料とします。
本来の”屋根板”は1尺5寸(450mm)以上あるようですが、そんなに長い節無しの材はが取れないし、とれても剥ぐのが難しいのでこの短めの寸法にしました。

Aクリ輪切 <立ち枯らし/切断/輪切>

2012.11.01