つれづれ物語
本年も宜しくお願いします

エーデルワイス冬 (3)

 この厳冬期にも関わらず、我が家の庭の雪の中で、スイス土産の『エーデルワイス』が咲いています。
この花はスイスでも今ではめったに見られなくなった野生種に極めて近いということです。
流石野生種です。
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zukudase1

Author:zukudase1
ようこそ!
ズク”とは長野県の人が好んで使う方言です。
・『ズクがある』・・・人があきれるくらいの極め付きの努力をする人へのほめ言葉。
・『小ズクがある』・・・世間一般的な努力家の事。
・『ズクなし』・・・努力しない人、怠け者(極普通の人の意) 
☆『ズク出せ!』・・・怠け者への叱咤激励の言葉。

 この言葉のニュアンスは『信州人』でなければ理解が難しいかもしれません。

 私も本来『ズクなし』ではありますが、セカンドライフのスタートに当たり、『ズク出せ!』と自分を鼓舞して頑張って行きたいと思っています。

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丸太ベンチ納品

 昨年作った”丸太ベンチ”2脚を納品してきました。

 毎年所属する山岳会で秋の”キノコ狩り”の会場として別荘をお借りしているのですが、その方の別荘に設置する為の丸太ベンチです。
元々は昔私がチェンソーで半割した丸太ベンチを差上げた所です。
ところがただでさえ水に弱い杉の木の半割丸太を何の表面処理もせずに戸外で使うベンチ用に差し上げた物なので、風雨にさらされて腐ってしまっていました。
製造者として少し責任を感じていましたので、今回改良した丸太ベンチを新規製作しました。


 使用した丸太は”檜”です。
ヒノキは水には強いので、本当は白木のままで使いたいところなのですが、処理無しで戸外で使うと直ぐに”カビ”が発生して黒くなってしまうので、今回表面処理をしました。
”焼き板”+”柿渋塗料”です。

a-丸太ベンチ1
 <(上)処理無しの元の状態、(中)焼板、(下)柿渋塗料摺り込み >


a-丸太ベンチ2
<背もたれ付ベンチ:(上)処理無しの元の状態、(下)焼板後柿渋塗料摺り込み >



 使った”柿渋塗料”は昨年自作した”柿渋”です。
事前に効果を確認してみたところ、確り塗料として機能することが分かったので使っています。
3回塗りしましたが、かなり良い表面状態だと思います。(防水効果は未確認)


a-丸太ベンチ完成
<完成した丸太ベンチ: 土台は”艶消し黒ペンキ塗装”です>



 この完成した丸太ベンチを、別荘にお届けしました。



ベンチ設置 (1)
<別荘の庭: 設置後ベランダでお花見してきました>



ベンチ設置 (2)
<甲斐駒ケ岳遠望>



 帰りに地下100mから汲み上げている美味しい井戸水を頂いて来ました。(消毒なしの地下水です)
これで”自ビール”を作ってみたいと思っています。


2016.04.11

流浪する机(その2)

 先日投稿した”流浪する机(フォールディングデスク)”ですが早速改造です。

 完成後陽を求めて移動しながら便利に使っていました。(これは中々具合が良いです!!)
が、補助テーブルを大きく作り過ぎた弊害が出ました。
この補助テーブルに大きな力を掛けると全体が傾いてしまう事があります。
一度は補助テーブルに手を突いてて立ち上がろうとして、危うく机をひっくり返すところでした。

 
 これは補助テーブルに力が掛かると、”テコの原理”で手前のキャスターを軸に机の反対側が持ち上がってしまう為です。
補助テーブルが大き過ぎたので丈を短くすれば解決出来ると思いますが、折角広いテーブルを造ったので、このままの形状で何とかならないか少し検討することにしました。


 対策は”机を重くする”事。
そこで抽斗の奥にあって気になっていた無駄な空間を早速有効活用して、ここに重量物(本など)を詰め込める物入れ部屋を付けました。



a-物入れ
<(左)奥の空間に床と壁を張って1部屋増築 / (右)扉も付けて見た目も改良>


 取りあえず重い鉛蓄電池(電柵用の予備バッテリー)を入れて見ましたが、これだけ重いと確り効果がありました。
さらに棚を付けて本などを入れるとより効果が上がると思います。
これで暫く様子を見たいと思います。


2016.02.29

流浪する机

 この冬場、暖房費節減の為、机をひとつ作りました。
太陽の光を求めて放浪(移動)する机です。

 春一番が吹いたとは言え、まだまだ寒い日が続いています。
それでも太陽さえ出ていれば、外は氷点下でも家の中は十分暖かくなります。
私はDIYの3K作業はガレージや作業小屋で行いますが、それ以外は2階の1部屋を使っています。
この部屋の机を設置した場所は、屋根の関係で昼頃にならないと日が当たらず、午前中は良くストーブを焚いて仕事をしていました。

 ところがこの部屋に一カ所だけ日当たりが良い処があります。
ところがここはベランダに出る為の”掃き出し窓”なので、机などを据え置くことが出来ません。
しかし日差しがあれば此処が一番暖かく、ストーブは不要です。
そこで”移動式簡易机”を作ることにしました。


 ベースとなるのは現役の時私が会社で使っていた片袖机の抽斗(ひきだし)ユニットです。
これは会社がスチールデスクを導入した時、それまでの木製机を希望者に払い下げたので貰ってきました。(廃棄処分に困っての事・・・それでも確か有償だったような?)
子供の勉強机として貰ってきたのですが、子供が居なくなって邪魔になったので、一体構造であった机から抽斗ユニットだけノコギリで切り離して物入れとして使っていました。


a-抽斗ユニット
<抽斗ユニット: 上に板を載せて奥さんが使用していました・・・奥に大きな無駄な空間が>


 このベースに対して
①天板新規作製、取り付け。(天板は何時もの”コンパネ”です)
②折り畳み棚受け金具を付けて、折り畳みテーブル取り付け。(天板と同じ製法)
③脚を切り詰めて高さ調整し、キャスターを取り付け移動できるように改造。


a-フォールディングデスク
<完成したフォールディングデスク>


 この移動式簡易机は、普段は補助テーブルを畳んで部屋の隅で物入れになっていますが、必要時は簡単に窓際に移動して机にすることが出来ます。
お蔭で太陽が出ている限り、ストーブなしで仕事ができるようになりました。(窓際族です・・・直射日光が熱い)


2016.02.17

屋外用丸太ベンチ(第2弾)

 先日”屋外設置用丸太ベンチ”の改良版を作りました。(投稿済)
その試作過程で更なる改良版が閃いたので、今回改めて試作してみました。


 前回”重量ブロック”を脚の土台として、追加工(切断)して使いました。
今回”ブロック”を切断せずそのまま使って、更に”背もたれ”を付けたベンチです。
今回も前回同様分解組み立て出来、持ち運び可能な設計となっています。(一人で扱えます)



a-背もたれベンチ
<完成した『背もたれ付丸太ベンチ』>


a-背もたれベンチ脚
<土台構造: (左)3mの単管1本で1組分です、(右)コンクリートで穴埋め>



 この”背もたれ付ベンチ”は先に作った”半割丸太1枚だけのベンチ”より座り心地が良く、長時間の使用が出来そうです。

 土台となるブロックの工作も前のベンチより簡単ですし、費用も大きくアップしません。
従って前回の半割丸太1本だけのベンチとほぼ同じ工数で簡単に加工が出来、実用的だと思います。


 このベンチを向かい合わせに2台置いて、間に置いた囲炉裏の火を囲めば中々良い雰囲気の宴会場になりそうです!!
ただむき出しの単管は、少し趣きが無いので塗装を検討したいと思います。


2015.12.15

木工作品展

 昨日は下諏訪町の古民家・伏見屋邸で、木工作品の展示会があったので行ってきました。

 この作者は『土曜工房』を主宰している岡谷市の井上節雄さんです。(新聞に詳しく載っていましたから、名前を出しましたが問題ないと思います)
現役時代、同じ会社に居た方です。
職種が違うので直接仕事をしたことはありませんが、時々お世話になりましたので良く知っていました。
しかし彼が木工に興味を持っていた事は、新聞の展示会の記事を見るまで全く知りませんでした。

 展示会は今回が2回目で、初回は2年前です。

 彼は会社では”型製造”の仕事をしていた根っからの職人です。
ですから木工作品にも細部まで流石と思われる緻密さが出ていました。

 今回久し振りに本人と話すことが出来、木工の話とか懐かしいい昔話に花が咲きました。


土曜工房 (3)

土曜工房 (1)

土曜工房 (2)

土曜工房 (5)

土曜工房 (4)

<最新の作品展示>



 今回の展示会のテーマは”乗り物”です。
前回は”古民家”と云うテーマの様で、前の展示会でも展示されたという作品が少しだけ展示されていました。


土曜工房 (7)

土曜工房 (6)
<旧作品 :古民家・・・こちらは電気スタンドになっているようです>


 こちらの方が木の素材の持つ温かみと素朴さがあって良いと思いました。


 通常は作品の販売はしていないそうですが、この価値を認めてどうしても欲しいと云う人には分けているそうです。
気が向かないと中々やる気にならず、時々対象(テーマ)を変えて作品作りを行っているとの事です。(職人ですね)
私と違って、”機械加工は嫌い”で、手工具中心で加工しているとのことでたいしたものです。(昔は機械加工の専門家なのに?)
相変わらずの昔と変わらない職人気質で、こだわりを持って作品作りをしているのが良く分かりました。 


2015.06.17

まな板作り(その2)

 ”銀杏まな板”完成です。


a-貼り合わせ
<ビスケットジョイント: 厚板なので2段に入れました>


まな板完成
<完成した”まな板”: (左)旧品、(右)銀杏のまな板・・・丈は同じです>


 ”銀杏の木肌”は本当に綺麗ですね。
テーブルソーでの切断面、ジョインターの削り面の肌触りはこれまで扱った木材で一番のような気がします。


  製作したまな板のサイズ : 長さ550mm×幅310mm×厚み42mm、重さ3.5kg
長さは前に自作した”蕎麦道具入れ”に入る最大サイズです。 
幅は本当はもう少し欲しかったのですが、これが所有しているプレーナー(カンナ盤)に入る限界サイズです。
使っている間に平面度が悪くなると包丁で完全に切り離せずに、蕎麦同士が繋がってしまって非常に具合が悪いものになってしまいます。
そうなる前に本来はカンナで修正するのですが、カンナ掛けの腕に自信がないのでどうしても機械に頼らざるをえません、プレーナーを使うのでこの機械に入る寸法で作る必要があります。


 さて市販品でこのサイズの銀杏のまな板であれば価格は”万単位”です。(但し1枚板・・・高い物は10万円/これは神社のご神木だった木だそうです・・・ほんとかな?)
それほどの価値があるものなのか、 次回蕎麦打ちで”使い初め”し結果は後日報告したいと思います。

2015.03.17

長柄調理へら(シャモジ)

 今年はコンニャク芋を収穫してから既に4回程コンニャク作りをやっています。
昨年技術確立した”浸漬法”で一度も失敗無く安定した品質の生芋コンニャクを作ることができます。
それでも”練り”工程の違いか多少の食感に違いが出てしまいます。
”練り”が確り出来た時には弾力性が高いコンニャクが出来るように思います。


 そこでコンニャク作りで使う”長柄調理へら”を作りました。
柄の長いへら(シャモジ)です。
これまでは百均で買った竹製の長柄へらを使っていますが、もう少し使い勝手が良いものが無いかと思って自作することにしました。

 原料は製材の檜端材です。(以前高座椅子を作った時の廃材)
これをバンドソーで薄板に製材し、へらの形状にバンドソーで切り抜きます。
後はベルトサンダーで研磨し最終形状を削り出します。

薪にするしかないと思っていた製材端材でしたが、思わず4個もの”料理へら”が出来ました。
といっても1個あれば十分だったのですが・・・
せっかく出来上がったので、ビール作り用とか、ジャム作り用とかそれぞれ専用で使うことにしたいと思います。


長柄ヘラ (4) <原料端材>


長柄ヘラ (1) <バンドソーで切り抜き → ベルトサンダーで研磨>



長柄ヘラ (3) <クルミオイルを塗って完成です: 右端長さ45cm >


2014.12.11

高座椅子(その3)

 高座椅子の3台目が完成しました。
必要台数は2台でしたが、最初の完成品を見たら中々良い出来だったので追加で1台作ってしまいました。


A栗製高座椅子
<栗材の高座椅子: 36枚のビスケットを使用しました>


高座椅子3脚
<検討した結果、無塗装のままクッションを載せて使います>


 これを現在居間の壁際に3台並べて置いていますが、チョット座るのに都合が良いです。
踏み台代わりにも使えて、座面の何処に乗ってもひっくり返らない構造になっています。
これは高齢者が手を突いて座ったり、手を突いて立ち上がる時でもひっくり返らないような配慮です。
高齢者に良いものは、子供にも、普通の大人にも同じように良いものだと改めて思いました。
”ユニバーサルデザイン”という考え方がありますが、この椅子はまさしくその思想に沿ったものになりました。(思わず)

2014.08.03

高座椅子(その2)

 檜板のプレーナー作業(寸決め)が終了し、引き続きテーブルソーで”木取り”をして”板接ぎ”です。


板接ぎ
<板接ぎ: ビスケット接合>


 檜板は間伐材の為細くて、幅がないので板接ぎして使います。
今回もビスケット接合です。
用途が椅子なので人が乗っても大丈夫な強度を出すため、厚みに対してビスケット2段に入れて接着しました。


高座椅子 完成1


高座椅子 完成2
<高座椅子完成: 仮止め状態です>

 2台完成しました。
完成品を改めて眺めると、やはり心配していた通り”軽快さ”に欠けます。
どちらかといえば”無骨”の部類に入ると思いますが、今回は”安全・頑丈”がポイントなので良しとします。

 1台目は製作途中に模型からの変更が色々ありました。
2台目はこの1台目の製作過程で分かった不具合や製作手順をさらに改良して製作しましたので、同じ様な形ですが所々違っています。

まだ現在”仮止め”状態ですが、今後仕上げ方法(塗装)を検討して、接着して最終仕上げとなります。


2014.07.25

高座椅子

 前に奥さんから”高座椅子”の注文を貰っていました。

 奥さんの実家で来月法事があるのですが、正座が難しい高齢者が何人も集まるので、前から”高座椅子”が最低3台必要だと言われていました。
1台は以前購入したのがあるので、後2台必要です。
製材して乾燥してあるヒノキの板が沢山あったので、これで自作すると簡単に請合ってしまっていました。
その時は十分時間があると思っていたのですが、電柵制御回路製作に手間取り、手を付けられないまま日程が迫ってきてしまいました。


 これまで製作に手を付けられない原因のひとつに”高座椅子のデザイン”の問題がありました。
いろいろアイデアスケッチは書いてみましたが、イマイチ気に入らなくてそのままになっていました。


 いつもはアイデアスケッチからCAD設計をするのですが、今回は模型作り(厚紙細工)をしてみました。

高座椅子1
<最初の模型>


 この模型作りは中々面白いやり方です。
厚紙をハサミで切り抜いてセロテープで固定するだけなので、気に入らなければ幾等でもやり直しができます。
スケッチを描くより簡単かもしれません。
しかも立体で確認が出来、強度や座ったときの安定性もそこそこ分かります。
CADでは図面修正に結構な手間暇が掛かるのですが、これは非常に簡単です。


高座椅子2
<最終的な模型>

 これでようやくデザインは決まりました。
製作時間が無いので曲げ木は使えないなど制約がありましたが、面白いデザインの物が出来ました。
ポイントは年寄りが使うので何処に手を突いても、ひっくり返らない安定性です。(優雅さは多少犠牲になりました)


 引き続き製作に入りましたが、急な暑さで透明ポリカ屋根の作業場は蒸し風呂状態。
製材して反った厚さ35mmのヒノキ板をプレーナーで20mm厚みにするのですが、1枚当たり15回くらいプレーナーを通す必要があります。(全部で長さ1mの板を8枚)
この作業でTシャツが汗でビショビショになるは、頭がクラクラ”熱中傷”気味になってしまいます。
おまけに自作のサイクロン集塵機の容量が小さいので(50㍑です)、プレーナーを10回通す毎に、1度集塵機のカンナ屑を取り出す必要があって、粉まみれになる中々大変な作業です。
1時間毎に休憩を入れてようやく必要枚数を確保しました。

高座椅子 原料
<チェンソー製材した檜板原料: 長い2枚も半分に切断してプレーナー加工>


 まだビスケットでの板接ぎ等の作業が続きますが、この暑さで1日中作業場に入っているわけに行きません。
今週はいよいよ梅雨明けのようで益々暑くなりそうなので、今後は涼しい午前中だけの作業にしたいと思います。

2014.07.21

<附: 尚カンナ屑は45㍑のゴミ袋にギュウギュウに圧縮して入れて2個分出ました。 以前はこのカンナ屑を風呂に入れて檜風呂を楽しんでいましたが、家族に”檜アレルギー”の人が居ることが分かったので、今は薪ストーブや石窯の燃料として使っています。・・・残念>